それでも夜は明ける
通信制高校 一ツ葉千葉キャンパス 長谷川です。
もうじきアカデミー賞が近づいています。
今回受賞作品で有力視されている、
「それでも夜は明ける」という映画をご紹介します。
奴隷制度がはびこっていたアメリカを舞台に、自由の身でありながら拉致され、
南部の綿花農園で12年間も奴隷生活を強いられた
黒人男性の実話を映画化した伝記ドラマです。
この映画は人間の醜い部分、黒歴史をテーマにした話です。
人間が人間の優劣を決め服従させ奴隷にする。
肉体的にも精神的にも圧迫を加えひどいときには死に至らしめる。
そんな時代がつい最近まで続いていたのです。
この主人公の強さはどんなに虐待、むごい仕打ちを受けても
“あきらめない”というところにつきます。
どんな苦境にたたされても、正しいことを訴え続け、それがすぐに報われなくても
信念を貫く勇気、そして未来の為に自己犠牲をもいとわない生き方です。
人種問題はじめ、貧富さ様々な問題があります。
簡単に「ひどい」ということは簡単ですが実際もし身の回りでこのような問題、
自分が直面したとき、ではどうするか。
敢えてたたかう人もいれば、何もしないという人もいるかもしれません。
どちらが正しいなんて正解はありません。
しかし様々な人々の生き方をみることで、自分がいきるうえで何を大切にしていきたいか
考えさせられるものはあるのではないでしょうか?
通信制高校 一ツ葉千葉キャンパス 長谷川