「以徳報怨」
通信制 一ツ葉高校 千葉キャンパスの宮本です。
最近、ふと気づくと「老子」の一節を用いることが増えてきている気がします。
Let it be.~あるがまま~な思想家「老子」に近づきたい(つまり掛け離れている)自分がいるのか、すでにおじさんとして枯れてきて「老子」の境地に達しつつあるのか、紛れもなく前者でしょうなあ。
今回のこの一節も、まさに「老子」からの引用なのですが、「徳をもって怨みに報いる」
~自分に酷いことをした相手にも、優しく親切にする。~というなかなか難しいことをサラリと言っています。
最近、花粉の飛散に重なるように海の向こうから有り難くないものが飛んできています。
千葉キャンパスでも最新のデータをチェックしながら換気のタイミングなどにも留意していますが、
九州方面のキャンパスのみなさんもどうか健康には気をつけてください。
さて、いまこの飛ばし飛ばされの両国とも、あまり仲がよろしくない状況です。
しかし、どうしても飛んでくるものは飛んできます。
おまけに、それはどちらの人々にとっても重篤な健康被害を及ぼす恐れがありありです。
この際ですから、国益と国威は少々棚上げして生命のために仲直りし協力しあえないものでしょうか?
うちの高校は、いろんな時間を過ごした多様な仲間が加わりながら成長を続けています。
時にはぶつかる事もあるでしょう。お互いの勘違いから傷つけ合ってしまうこともあるでしょう。
しかし、そんな時こそ「以徳報怨」の心を実践していきましょうね。
みなさんと学べて幸せなおじさんです。
通信制 一ツ葉高校 千葉キャンパス 宮本