通信制高校とは

通信制高校とは

通信制高校は「レポート提出」、「スクーリング(対面指導)」および「特別活動」の出席、

「単位認定試験」の合格で高校卒業の資格を取得できます。

基本的に学校に行かなくてよいのが通信制高校

通信制高校では、学習のメインは学校の教室で一斉に受講するスタイルの授業ではありません。

一般に教科書を学習して「レポート」を提出することが学習の基本です。

「レポート」の「添削指導」で学習の理解を深めることができます。これに「スクーリング」と呼ばれる「対面指導(面接指導)」を組み合わせて、理解度の確認を行います。

つまり、通信制高校の最大の特徴は「毎日学校に行かなくてよい」ことです。全日制高校や定時制高校と違って学校の教室で授業を受けるのではなく、自宅で勉強することをメインにおいたスタイルです。

通信制高校、全日制高校、定時制高校の違いは?

自宅で勉強して高校卒業資格が取れるのでしょうか?レポートを提出し、スクーリングや特別活動に参加し単位認定試験にパスすれば、全日制高校と変わりない高校卒業資格をとることができます。

通信制高校では自分のペースで学習できる!

通信制高校は基本的に通信教育で勉強するのですが、全日制高校のように毎日通学したいと思う方もいれば、週に数日だけ通いたい、もしくは通わずに卒業資格を取りたい、という方もいます。

通信制高校ではあらゆるコースを準備している学校がありますので自分の目的やペースに合わせてコースを選ぶことが可能です。

また通信制高校には「留年」がありません。

通信制高校には「留年」や「学年」はない?

高校卒業に必要な通信制高校のレポートとスクーリング

通信制高校は、全日制高校のようにテストの点数がとれないということだけで次の学年に進級できないということはありません。

レポートとスクーリングについて簡単に理解しましょう。

レポート

多くの通信制高校で「レポート」は、教科書内容の理解を補助するための学習プリントです。

基本的には、小学校や中学校でも使用した学習プリントと同じように教科書内容が簡潔にまとめられています。

教科書を読みながら穴埋め式や、記号選択式で理解を深めていく問題のほか、理解を確認するために設問を設けて考えさせるような問題などを組み合わせて作られています。

生徒はこれらの設問に回答し、そのレポートを郵送などで学校に提出します。

もしくはキャンパスで先生の指導を受けながらレポートを完成します。

提出したレポートは教科担当の先生が採点を行うとともに、正答を導くための説明や補足的な知識などを書き込んで返却します。

このやり取りが通信制高校の学習の中心です。

今ではIT機器やインターネットが普及しているため、インターネットを利用してレポート学習を行う学校もあります。

スクーリング

「レポート学習だけでは十分な学習指導にならない」との考えから、各教科一定回数のスクーリング授業を行うことが決まっています。

スクーリングとは「対面指導(対面授業)」のことで、各通信制高校が指定した場所に行ってそこで授業を受けます。

スクーリングの授業では、自学やレポート添削指導による学習内容のまとめや補足を行ったり、受講する生徒の理解度を担当の先生が直接把握したり、学習意欲を後押しします。

また、スクーリングは周りとコミュニケーションをとり、集団で動くことの大切さを学ぶという大事な役割ももっています。

スクーリングを同じ学校に通う生徒同士のレクリエーションの場に活用することで、不登校で通信制高校を選択した生徒も自然な形でソーシャルスキルを手に入れることができます。

スクーリングの内容は各通信制高校で違いますので入学前に確認しましょう。

スクーリングには3つのタイプがあります。

  • 通学型(登校型):週に2日、3日など、自分で通学日数を選んで定期的に学校で授業を受けます。
  • 集中型:大型連休などを利用して数日から数週間まとめて学校で授業を受けます。
  • 合宿型:宿泊施設などを利用して年に4-5日学校で授業を受けます。

スクーリングの日数が多い順は、通学型>集中型>合宿型です

レポートとスクーリングをもっと詳しく

単位認定試験

学習の総仕上げである「テスト」を受けて卒業に必要な単位認定をもらいます。

質問

一ツ葉高校のレポートはどんなレポート?サポートはあるの?

回答

一ツ葉高校のレポートは紙のレポートとeラーニングのレポートの2種類です。

教科書と授業動画を併用してレポート作成を行います。

登校型のコースは対面授業でレポート作成をサポートします。

登校型でない通学ゼロのコースの場合は、メールやLINEでの質問対応で丁寧にサポートを行います。

新たにタブレット等を購入していただく必要はありません。

学校見学に来ていただいた方には実際のレポートや授業の様子をお見せしています。

質問

一ツ葉高校のスクーリングはいつあるの?年に何日登校すればいいの?

回答

一ツ葉高校のスクーリングは熊本県山都町で行います。

宿泊を伴う形で年間5日程度、集中して行います。

前期は7月以降、後期は11月以降に複数回行いますので、どのスクーリングに参加するか選択が可能です。

質問

一ツ葉高校の単位認定試験は難しいの?

回答

一ツ葉高校の単位認定試験はレポート内容を中心に出題されます。

きちんとレポート内容を理解すれば高得点が狙えます。

キャンパスに通学する生徒は試験前の対策授業がありますので、安心して受験することができます。

高等学校にも種類がある

「通信制高校」「全日制高校」「定時制高校」の違いを知ろう

高等学校にも種類があることはご存知でしょうか。

日本の高校の教育課程には「全日制高校」、「定時制高校」、「通信制高校」の3つの種類があります。

では、それぞれの高校についてその違いを見ていきましょう。

全日制高校

最も一般的な教育課程の形です。

朝から夕方前まで、ほぼ毎日授業を受けて学習をすすめる学校で、1週間に30時限(1時限50分が一般的)程度の授業時間数が標準とされています。

1週間30時限であれば、週5日で考えると毎日6時限程度の授業が行われていることになります。

皆さんが思い浮かべる高等学校のほとんどがこの全日制高校です。

定時制高校

全日制が1年間を通して一日中勉強することを前提にしているのに対して、「定時制」とは一日の特定の「時間」や1年の特定の「時期」に授業を行うことです。

定時制高校は全日制高校に比べて1週間あたりの授業時間数が少なめに設定されており、週20時間程度で設定されているところが多いようです。

5日制で考えると1日4時限授業ということになります。

全日制に比べて1週間あたりの授業時間が少ないのですから、卒業迄にかかる時間は長くなるのが一般的です。

そのため多くの定時制高校では卒業までに4年間が必要となります。

かつての定時制高校は、家の仕事を手伝ったり外で働いたりしながら学校に通う生徒がほとんどでした。

そのため農閑期など仕事が手すきになる時期に集中して学んだり、1日の仕事が終わった夜間に集中して学んだりすることを想定した学校制度が必要でした。

そうして作られたのが定時制高校です。

「全日制」も「定時制」も学校に行って授業をうけることが学習の大部分です。
これらの学校では「授業に出席した」=「勉強した」と考えます。
そうすると「授業に出席しなかった(欠席)」=「勉強しなかった」ということになります。
欠席が留年や卒業延期につながってしまうのはこうしたシステムによるものです。

様々なライフスタイルを持つ生徒たちの新しい受け皿

通信制高校

「全日制」も「定時制」も学校に行って授業をうけることが学習の基本ですが、通信制高校は前述のとおり、自宅で学習して高校を卒業する仕組みです。

今までは仕事との両立を可能にするための学校だった通信制高校ですが、近年では全日制高校に対するもう一つの高校としての役割を担い始めています。

全日制高校には、通学区や定員割の問題により、入学した高校が合わないと感じたり、人間関係などから登校しづらくなったりした場合、在籍を継続することが難しい場合があります。

また全日制高校は卒業のためには良い出席率が必要なことから、高校以外に活動の場を求めるスポーツや芸能・芸術の活動を行う生徒には重い負担となっていました。

そうした様々なライフスタイルを持つ生徒たちの新たな受け皿となっているのが、現代の通信制高校です。

多く見られる共通の特徴として、以下のようなものがあります。

  1. 通信制高校でありながら、毎日通える教室を用意している。
  2. スクーリング回数が少ない。
  3. レポート作成をサポートする学習指導が受けられる。
  4. 課外活動やサークル活動を取り入れている。
  5. 大学受験・資格取得などをサポートしてくれる。

現代の新しい通信制高校は、全日制高校と並ぶもう一つの進路として、自分らしい高校生活を送るためのプラットフォームの役割を果たしています。

13人に1人が通信制高校を選んでいます。

文部科学省の学校基本調査では、全日制・定時制に通学する生徒数は平成2年をピークに減少、一方で通信制高校に通う生徒は現在まで右肩上がりに上昇しています。

また校数においても、全日制・定時制は減少していく中、通信制高校は近年大きく伸びています。

2022年(令和4年)の通信制高校に通う生徒は、高校生全体で約7.5%と公表されており、13人に1人が通信制高校を選んでいます。

高等学校の生徒数


(出典元)文部科学省「学校基本調査」

高等学校の学校数


(出典元)文部科学省「学校基本調査」

通信制高校に通う生徒が増えている理由

不登校やいじめの問題から

通信制高校は、学校数も生徒数も1996年(平成8年)あたりから右肩上がりに上昇しています。

このころからいじめや友人間トラブルや教師とあわないなどの様々な事情から不登校になっている数が増加しています。

通信制高校が高校進学の一つの選択になる前、様々な事情を抱えた生徒は無理して全日制高校に通い、引きこもりやうつ病などになってしまったケースも少なくありませんでした。

近年、SNSやWebサイトが発達しそのような状況がニュースでも知られるところとなり、当初彼らの受け皿の存在であった通信制高校が学校数として数を伸ばしてきました。

通信制高校の職員や教師はそういったケースの生徒の入学が多かったため、不登校や心の問題などに知識が明るく理解があります。

文部科学省 児童生徒の問題行動・不登校等生徒指導上の諸課題に関する調査 令和3年度版が最新

世界で競えるトップアスリートの育成・強化

「世界の強豪国に伍する競技力向上を図るため、ジュニア期からトップレベルに至る体系的な強化体制を構築する」「オリンピックでメダルの獲得数を増やす」という文部科学省の戦略の元、様々なスポーツにおいてジュニアのトップアスリートの育成が進みました。

高度な練習施設や、スポーツは医・科学サポート、競技用具の開発による多方面からのサポート、ナショナルコーチの配置、各都道府県や競技団体によるジュニアアスリートの発掘など2010年からそのプログラムが始まり、10代からスポーツに専念する生徒が増えています。

そのような生徒たちは海外での国際試合や他国での留学のため、全日制高校に通うことはできません。

スポーツ以外にも芸能活動に専念する生徒も増えています。

海外でレッスンを受けるケースも多く、全日制高校への通学を断念するケースも多々あります。

文部科学省 スポーツキャリアサポート推進戦略 平成30年度が最新

入学がしやすい、卒業がしやすい、転校編入がしやすい

通信制高校は、全日制高校と違って入学するための条件や試験が厳しくないこと、また学年制でないために留年がなく卒業しやすいという魅力があります。

また学力がさほど問われないため学校の転校も容易にできる点も通信制高校を選ぶ生徒が増えている理由の一つです。

自分のライフスタイルを尊重する生徒が増えている

SNSやWebサイトが発達し、様々な情報をインターネットから探せる現代において「周りと同じでないといけない」という概念が少なくなり、「個」を大事にする生徒が増えてきました。

通信制高校では、高校の習得科目以外に資格取得に向けたさまざまなコースもあり、将来の夢に向けて回り道をすることなく高校在学中に学ぶことも可能です。

家庭での学習が基本である通信制高校では、「協調性」に欠けるのではないかという心配もあります。

通信制高校は「基本的に学校に行かなくてよい」のですが、一方で通学コースも設けており登校日数は自分の希望に合わせて選べるため、スクーリングや文化祭など行事を通して「協調性」を学ぶことは十分に可能です。

また全日制に通う普通の生徒も、あえて通信制高校を選んで入学してきています。

どんな生徒が通信制高校に通うの?

多様化している現代において、通信制高校はあらゆる生徒のニーズをカバーできるひとつの選択肢になっていることは間違いありません。

一ツ葉高校は、一人ひとりの「個」を大事にしながら、文化祭や体育祭、イベントなどのさまざまな行事を通して

「協調性」を学び、ソーシャルスキル科目を学習することで「集団生活」を円滑に行うコミュニケーション力を

身に付けることができます。

学習が遅れている生徒にもマンツーマンで対応していますので、中学のレベルにもどって学びなおしも可能です。

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