確率の感覚
通信制 一ツ葉高校 立川キャンパスの松下です。
先日、数学の授業で確率のテストを控えている生徒から質問を受けました。
問題集の解答を見ると、解説が最低限しか載っていません。
ということで、私がその問題を解きながら教えてあげました。
確率は高校1年生の終わりの方で習います。
それまでやってきた二次関数や三角比などとは、
少し毛色の違う単元だと感じる人もいるのではないでしょうか。
計算自体は単純なのですが、考え方が難しいものが多いです。
その理由として私が思うのは、
確率は、人間の感覚とズレが大きいということです。
例えば、40人の生徒がいるクラスで、
同じ誕生日の人がいる確率はどれくらいになるでしょうか?
誕生日は365通りの可能性があるので、
そこまで大きな確率にはならないと考えるかもしれません。
しかし、実際に計算すると、その確率はおよそ90%にもなります。
なので、確率の勉強の方法を聞かれた時には必ず、
「色々なパターンの問題に触れるように」 と答えます。
まあ、確率に限った話ではないのですが。
通信制 一ツ葉高校 立川キャンパス 松下