「気分が落ち込むのはあなただけじゃない|通信制高校での5月の過ごし方」
通信制 一ツ葉高校 千葉キャンパス
気分が落ち込む「5月病」ってどんなもの?なぜ起こるの?
4月から新しい環境が始まって、少しずつ慣れてきた頃-5月に入ってから、なんとなく「気分が重い」「やる気が出ない」と感じていませんか?
医学的な正式名称ではありませんが、新しい生活に適応しようとがんばった反動で、心や体に疲れがたまってしまい、不調が出てくる状態のことをよく「5月病」と表します。
多くの人がこの時期に感じる不調を表す言葉として、よく使われています。
・朝起きるのがつらい/何もやる気が起きない
・誰とも話したくない/不安でいっぱいなどなど。
特に、GW(ゴールデンウィーク)という長いお休みのあとは、生活リズムが崩れたり、気持ちが緩んだ分だけ、学校が始まることにプレッシャーを感じる人も多い時期です。
「またちゃんとやれるかな」「行くのがちょっと怖いな」
そんな気持ちになるのは、とても自然なことなんです。
この時期に見られる不調や気分の落ち込みは、誰にでも起こりうる症状です。
だから、
「自分だけ…?」と不安にならないでくださいね。
あなたはひとりじゃありません。
そこで、生活リズムの乱れを乗り越える方法や、学校での過ごし方をわかりすくまとめてみました!
まずは自分の気持ちに正直になることが大切
よくあるサインとして
・朝起きたくない
・やる気が出ない/気分が沈む
・怒りっぽくなる/泣きたくなる
・食欲が落ちる
そんな風に感じたら、まずは自分の気持ちを受け止めてあげましょう!無理してその気持ちを抑えたり知らんぷりして頑張ろうとするのは辛いことだと思います。
そして、少しづつ実践できる対処方法を試していきましょう。
例えば・・・
☆誰かに気持ちを話してみる(先生・家族・友達など)
☆休息をとる
☆気晴らしに音楽・散歩・読書・料理などを取り入れる
無理しない、でも少しずつ心を整える過ごし方
①先生や家族に話す
「最近しんどいな」・・・と思うとき、つい我慢していませんか?先ほども言いましたように、無理して頑張るのは辛いですよね(‘_’)
学校には相談できる先生がいることをぜひ思い出してください。相談できる先生は必ずいます!
特に通信制高校の一ツ葉高校では、先生との関係が近いのが特徴のひとつ。
登校時やレポート提出のとき、LINEやメールで「最近ちょっと気分が沈んでて…」と伝えるだけでもOKです。
先生たちは相談してくれることに対して本当にうれしく思いますし、みなさんの言葉と気持ちを受け止めます。
また、家族はあなたをよく知っている存在です。
「話すのが恥ずかしい」と思うかもしれませんが、話すことで関係が近づいて絆が深まることにもつながると思います😊
②学校でみんなとゲームや雑談で気分転換をする
しんどいとき、ちょっと勇気を出して学校へ
気分が沈んでいると、「学校に行くのもしんどいな…」と思うこと、あるかもしれません。
そんなときは、無理に元気にふるまわなくてもいいし、笑顔でいなくても大丈夫。
でも、もしちょっとだけ動けそうな日があったら、ほんの少し、勇気の一歩を出して学校に来てみてください。
学校に来たとき、
「勉強しなくちゃ」
「ちゃんとしないと」
「先生に見られてるかも」
そんなふうに思って、自分にプレッシャーをかけてしまうこと、ありませんか?
でも、そんなに頑張らなくて大丈夫。
来ただけで、もう十分すごいんです。
“頑張らない時間”がときには必要なんです!友達と他愛のない話をしたり、ちょっと笑ったり。
好きな音楽の話をしたり、学校にあるカードゲームを囲んだり。
そんな時間が、心の重さをほんの少し軽くしてくれることがあります。
千葉キャンパスでは、最近お昼休み、みんなで任天堂スイッチのゲームで遊びました!!
ゲームはスポーツと似ていて、自然に距離が縮まるんですよね!
「話すのはちょっと苦手だけど、ゲームなら盛り上がれる」
そんなふうに感じたこと、ありませんか?
実は、ゲームってスポーツと同じくらい、自然に心の距離を縮めてくれるツールなんです。
千葉キャンパスには、そんな交流のきっかけがたくさんあります。
千葉キャンパスには談話室があり、そこでカードゲームをしたり、空いている教室でお菓子パーティーをしたりみんなが自由にリラックスして過ごせます♪
放課後や授業の合間には、みんな思い思いの時間を過ごしています。
自然と笑顔がこぼれる場所です😊
UNO・トランプ・人狼・カタン・ナンジャモンジャ……ルールがわからなくても大丈夫。みんなで遊ぶうちに、いつの間にか学年を超えてみんなで笑い合っています。
③スマホ・動画を見る時間を「夜1時間だけ減らす」チャレンジ!
夜、布団に入ってからもついスマホを見てしまう…。そんな人、多いですよね。
SNSや動画は楽しいし、気分転換にもなります。
でも、実はこの「夜のスマホ時間」が、気づかないうちに眠りにくさや気分の落ち込みにつながっていることもあるんです。
ブルーライトが目に良くないと言われているのは有名だと思いますが、実は「おもしろい・刺激がある投稿」も頭が興奮して寝つきが悪くなるんだとか。
睡眠の質や量は日中の活動に大きな影響を与えるので、大切にしましょう!
その時間に、こんなことをしてみるのがおすすめ!
・軽くストレッチする
・温かい飲み物を飲む(カフェインレスのもの)
・好きな音楽を聴く
・手帳や日記に今日のできごとを書く
・本を読む(紙の本がオススメ)
最後に
5月は、気がゆるむ時期でもあり、心が疲れやすい時期でもあります。転校した、進級した、新しい目標を立てた…
一見順調に見えても、内面ではプレッシャーや戸惑いが積もっていることもあります。
あとは春は天候が不安定なので環境に関係なく「気温・気圧・生活リズムの変化」が関係あることも。
いずれにしても、なんとなくやる気が出なかったり、気持ちが沈んだりするのは、あなただけではありません。誰にでも起こりえることです。
学校に行けたらすごいこと。少しでも外に出られたら大きな一歩。できなかった日があっても、大丈夫。人はみんな完璧じゃないから、できない日も誰にでもあります!
大切なのは自分の気持ちに素直になり受け止めることで、そして少しづず必ず元気を取り戻していけますので安心してくださいね!
〇しんどくなったら先生や家族など身近な人に相談しよう!
〇少し勇気を出して学校に来て雑談やゲームで“頑張らない”時間をつくろう!
〇スマホの時間を少し減らそう!
〇読書や趣味などでうまく気分転換しよう!