次期学習指導要領改訂について(1)
通信制 一ツ葉高校 千葉キャンパスの夏目です。
先月の初頭に「次期学習指導要領改訂に向けたこれまでの審議のまとめ(素案)」が
文科省より発表されました。2020年以降の教育界は、この改定案に従って大きく針路を
変えていくことになります。
もちろん(素案)という文字が添付されていることから分かるように、多少の変動はあるでしょうが、文科省が数年かけて築き上げてきた方針に大きな変化はないでしょう。
この改定案を基本理念とする新大学入試方式も、2020年から実施される予定です。
今の中学二年生が大学を受験する時から、新方式がスタートするわけです。
これから1−2年が過ぎて彼らが彼らが高校生になり大学受験を意識するときには、
我々高校関係者は新方式に対応した授業をしなければなりません。そう考えると、
今のうちから少しずつ準備を進めていく必要があります。
ただ、まだ改定案が出たばかりであり、具体的に何が起こるかまではわかっていません。
そこでこれから数回に分けて、この改定案の内容を吟味し、数年後に起こるであろう変化を予測していきたいと思います。
通信制 一ツ葉高校 千葉キャンパス 夏目