進路の選択について
通信制 一ツ葉高校 千葉キャンパスの星田です。
みなさん、現在大学の数はいくつあるかご存知ですか?大学の数は、20年前は、約450校、現在は、914校あります。ざっと倍以上の数なんですね。その分20年前に比べ、専門学校と短大の数が大幅に減少しました。バブル期にとりあえず大学を出ておけば、就職は安泰だと言う考えがこのようになってしまったんですね。
ご存知の通り、そう言う訳にはいきません。ましてや目的意識があれば、底辺層の大学へ進学するのであれば、専門学校の方が良いとも考えられます。それに、中堅以下の大学はフリーパスの大学もあり、潰れた大学も出てきています。よって、しっかりした目的意識がなければいけないと言うことです。
文系の場合は職業直結型の学部が少ない為、就職に的を絞るのであれば、何を学ぶかよりもどこの大学を出たかと言うことが重要になります。例えば法学部を出て実際に法の道に進む人は全体の8%程度なんです。ちなみに入るまでの偏差値に対し、入ってから就職に強い就職偏差と言うのも近年注目されています。
それに対し、理系は、入ってからもがっつり勉強しなければならないので、1学期中には、何学部で何を学ぶのか、考えておかないと、同じ学部でも大学によって研究の専門が変わってくるので注意しましょう。例えば、薬品や化粧品の研究は理学部の化学科、それに対し、プラスチックの研究は、工学部の応用化学科になるんですね。ちなみに理系は偏差値が高くなればなるほど大学院への進学率が高くなり、学部卒では専門職に就けないのも覚えておいてくださいね。
通信制 一ツ葉高校 千葉キャンパス 星田