「ふふふ…忘れた頃に」
通信制 一ツ葉高校 千葉キャンパスの宮本です。
みなさん、お元気ですか?
「天災は、忘れた頃にやってくる」と言ったのは、寺田寅彦博士。
「お話を忘れた頃に思い出す」のは、宮本です。
さて、今日は、半月ほど前の卒業式についての思い出話をしたいと思います。
今年の卒業式で答辞を述べてくれた一人にO君がいます。
高身長イケメンにして男気溢れる好青年です。
彼にお願いするようになるまでには、
羊の腸より若干短いくらい色々な物語を経ることになりますが、ここでは割愛します(笑)
さて、初めて彼にお願いしたとき、彼は考える時間が欲しいと言いました。
そりゃあ人前で急に話せといわれたら、誰だって躊躇しますよね。
そして翌日、彼は「俺がやってもいいんですか?」と尋ねてきました。
私は、この一言の中にためらいだけでなく色々な思いが詰まっているように感じました。
お正月の電撃家庭訪問、縦長(O君)横広(私)コンビの学校訪問、
毎朝ほぼ一番に登校して来てくれる彼との楽しい会話などが一気に思い出されてきて、
「K(名前)だからこそだよ」という私に、O君は大役を引き受けると答えてくれました。
キャンパスにもかかわらず、「よっしゃあっ!」と叫んで注目を浴びてしまったのも、
今となってはいい思い出です。
(つづく)
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