「多様性の中の統一」
通信制 一ツ葉高校 千葉キャンパスの宮本です。
みなさん、いかがお過ごしですか?
今朝は、昨日の冬の雨から続く北風でずいぶんと寒い朝となりました。
気温の乱高下で体調不良にならないように気をつけてくださいね。
さて、今日はインドネシアの詩人ムプ・タントラルの詩の一節であり、
インドネシア建国の国是(国の基本方針)を象徴する
スローガンにも採用された言葉をタイトルにしました。
インドネシアは、一万あまりの島からなる島国で様々な民族が共生しています。
ということは、宗教や文化も様々な人々によって成り立っているということになります。
知っているみなさんもいるかもしれませんが、過去には東ティモールの独立や
スハルト大統領の退陣など政治的な混乱もあり、つい先日には
日本人ダイバーの行方不明事故などでもバリ島が有名になりましたね。
ただ、多くの人々には自然豊かなリゾートというイメージが強いのではないでしょうか。
話は戻りますが、インドネシアが建国するとき、五つの基本を方針「パンチャシラ」と
この「多様性の中の統一」というスローガンが定められました。
大きな違いも小さな違いもあって当たり前、それぞれの良さとして
認め合い受容し合いながら、心を一つにして立ち上がったのです。
私たちの一ツ葉高校にも実にたくさんの人々が、
それぞれの背景を持ちながら通ってきてくれています。
みんなが違って当たり前。違いがあるからこそ素晴らしいと心の底から感じながら、
素敵なキャンパスライフを送っていけたら素晴らしいですね。
新年度も、今年度に変わらず素敵なキャンパスになるだろうなと予感している今日この頃です。
通信制 一ツ葉高校 千葉キャンパス 宮本