勝利という結果
通信制 一ツ葉高校 代々木キャンパス 菊田です。
以前も書きましたが、夏休みの終わり、という時期を振り返ると、蝉の鳴き声であったり、日差しの色合いの違いであったり、そして甲子園の決勝戦であったり、いくつかの特定のものが浮かびます。
私自身が、高校球児だったからだと思いますが、毎年甲子園と言うのは夏を測るものさしとなります。
さて、ご存知の方が多いと思いますが、本日が決勝戦。
見事に大阪桐蔭高校が史上七校目、春夏の連覇を達成しました。
甲子園にいけることだけでも凄いことです。
にも、関わらず、春夏連覇と言うのは、今の三年生になってから、甲子園で全ての試合で負けずに全勝したということ。甲子園は限られたチームだけが辿り着ける舞台。
その舞台において、どんな高校と当たっても負けないということが、いかに凄まじいことか。その強さには脱帽です。
さて、敗れたといえども、尚強い、という印象を残したのは対する光星学院。その光星学院も三期連続での決勝進出。
つまり。夏、春、夏と決勝以外では負けなかった、ということ。一度、決勝に進出するのでさえ凄いこと。それを三期続けて、というのもまた素晴らしい。今、この二校だけを並べて書いているので、凄さが伝わりにくいと思いますが、そもそも、春夏続けて出場することでさえ困難なのです。
例えば、伝統校でも、横浜高校(松坂大輔選手、涌井秀章選手…)、駒大苫小牧(田中将大選手…)、PL学園(前田建太選手、田中一徳選手…)、帝京高校(森本稀哲選手…)等々、そうそうたる高校が今回、甲子園の舞台に立つことすらできていないのです。(カッコ内卒業後プロ野球に進んだ選手)
通信制 一ツ葉高校 代々木キャンパス 菊田