今日の雨は何雨
「今日の雨は何雨」
通信制 一ツ葉高校 立川キャンパスです。
どーも、滝沢です。
今日は雨でしたね。
夜、寝るときの雨音は心地いいですが
朝起きて雨が降っていると少し気分が
落ち込んでしまいますね。
さて、雨の降り方って様々な表現の仕方が
ありますよね。
「しとしと」、「ザーザー」、「バケツをひっくり返した」
などがそうですね。
気象庁による予報用語としては
⓵「やや強い雨」
②「強い雨」
③「激しい雨」
④「非常に激しい雨」
⑤「猛烈な雨」
という五段階の表現がされているようです。
これらは1時間の雨量で使い方を区別している
ようですが、その雨で「人の受けるイメージ」
についてもホームページ上で触れられています。
では、問題です。
「どしゃ降り」、「バケツをひっくり返したような雨」
は上記⓵~⑤のどこにあてはまるでしょうか。
少し考えてみてください。
では正解発表です。
「どしゃ降り」は②
「バケツをひっくり返したような雨」は③
に相当するそうです。
どうでしょう?
正解できたでしょうか。
ここで私が伝えたいのは
「言葉の意味の幅は人によって」
異なるということです。
例えば、友人に
「待ち合わせ時間にちょっと遅れる」
と言われたとします。
ここでの「ちょっと」とは
どの程度の時間を指すのでしょうか。
個人的な意見ではここでの「ちょっと」は
どんなに長くても10分だと思います。
できれば5分以内であってほしい。
ただ、人によっては15分もちょっとになるかも
しれません。
正直、人それぞれなのです。
「言葉の意味には幅がある」が故に
トラブルが起きます。
こういった場合、時間を明確に告げたほうが
トラブルが起きにくいですよね。
これは一ツ葉高校の「ソーシャルスキル」
にも関わってくる部分です。
断定せず、曖昧な形で表現するのは
美しくはありますが意味が正しく
伝わらない可能性もあります。
その時に適した言葉の使い方を学びたい
ですね。
それでは!
——————-オマケ———————
・雨の種類
①疎雨
まばらに降る雨。大粒の雨。
②宿雨
前夜からの雨。
③翠雨
青葉に降りかかる雨。
④白雨
夕立、俄雨。
⑤黒雨
空を暗くするような大雨。
⑥紅雨
春、花にそそぐ雨。
などなど。雨の種類が400以上あるという説
もあります。
雨だけでそれだけあるということは
日本人にとって「雨」はそれなりに意味のある
として認識されているのでしょう。
みなさんも興味があれば調べてみてください。
それでは。