秋の色
通信制 一ツ葉高校 立川キャンパスの松下です。
今週の金曜日はレポート提出日ですね。
週2回コースの生徒が登校し、真剣に取り組んでいます。
後期が始まって一回目のレポートなので、
いいスタートがきれるように、しっかりと締め切りを守って提出しましょう。
10月も下旬にさしかかり、少しずつですが紅葉が始まってきました。
東京都の木でもあり、街路樹としてたくさん見ることができるイチョウも、
あと一か月もすれば黄色く色づくことでしょう。
メスの木にはすでに銀杏がなっていて、落ちた実は強烈な臭いを発しています。
今が時期であるキンモクセイの良い香りとは対照的ですね。
さて、紅葉はどのようなメカニズムで起こるか知っていますか?
植物の葉が緑色であるのは、誰もが知っていますね。
普段葉が緑色に見えるのは、クロロフィルという色素が含まれているからです。
イチョウの黄色はカロテノイドという色素によるものですが、
実は普段から葉っぱに存在しています。
しかし、光合成が盛んな春から夏にかけては、緑色に隠れて見ることができません。
秋になると葉のクロロフィルが減少するので、黄色が見えるようになるわけです。
これからどんどん寒くなってきますが、
季節の移ろいを楽しみつつ、風邪をひかないように注意しましょう。
通信制 一ツ葉高校 立川キャンパス 松下