ドキドキのクリスマス!
通信制高校 一ツ葉高校 熊本キャンパスの芹川です。
熊本市のアーケード街はクリスマス一色!最近は一般家庭のイルミネーションもあちこちで見られ、日本にもクリスマスが浸透したことが感じられます。
さて、今日は中東カタールのクリスマスを紹介させていただきたいと思います。
もちろんイスラム圏なので、クリスマスはお祝いしません。我が家はクリスチャンホームなので夫のカタールへの海外派遣が決まってから(2009年の冬でした)正直、緊張が走りました。
まず、キリスト教の教会は無いだろうし、聖書を持って行ってもいいものか。。。
カタールよりもイスラム教色の強いお隣の国サウジアラビアでは、在住外国人も民族衣装のアバヤを着なければいけなかったり、女性は車を運転できないなど、いろいろ規制があるようで、かなり不安になったのを覚えています。(海外から輸入される雑誌にも黒塗りのものがあるようです~)
スーツケースにあやしいもの(書物や印刷物ですが)は、隠し気味にしながら持ち込み、ドキドキしながらの入国!
初めて行ったドバイに次ぐ中東第2のショッピングモールといわれるシティセンターに行ってビックリ!
ちょうどキリスト教の復活祭を祝う時期でしたが”イースターグッズ”が売られていたのです。(安堵というか感動!)
カタール国民は全人口の2割に過ぎない豊かな王様の国は、私たちがいた3年間の間にも国際化がどんどん進みクリスマスの時期になるとモールではクリスマスツリーが飾られ自由化の波がどっと押し寄せているようでした。
キリスト教会も国認可のものもありました。ただカタール人に宣教することは禁止され、布教などすれば国外追放になります。教会の駐車場では、ときどき警察が来て、車のナンバーなど控えられたりということもありました。
不自由なことも多々ありましたが、イスラム圏で祝うクリスマスは異国でもイエス様のお誕生を心からお祝いしたいという人の集まった心のこもった特別で感動的なものでした。
写真はカタールで買ったツリーに飾るらくだの絵入りオーナメントです。
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