人と比べないこと
通信制 一ツ葉高校 福岡キャンパス 井上です。
皆さんこんにちは。
今回、次回は私が最近興味深く聞いたラジオの内容についてちょっとお話してみたいと思います。
NHKのラジオだったのですが、作家の青木奈緒さんという人が講演していました。青木奈緒さんは作家の幸田露伴の曾孫さんに当たります。幸田露伴。中学生の時日本史で学びませんでしたか?日本を代表する文豪です。青木さんは幸田あやの孫でもあり、お母さんも作家さんという物書き一家に生まれました。青木さんは思春期に悩んだそうです。何になるかということについて・・一族が大きい存在だけに世間から比べられるんじゃないか?
でも彼女は物書きを選びました。なぜか・・
それは青木さんの留学生活の経験からだったそうです。青木さんは12年間ドイツに留学していました。
突然ですか皆さんは今まで学校で答案用紙を返されるときどうされていましたか?名前を呼ばれて先生の所に取りに行っていませんでしたか?
ドイツは違うそうです。皆さんはどうやって返すと思いますか?ちょっと考えてみてください。
正解は?
前から答案用紙を回して自分のものを取っていくんだそうです。当然友達の点数も分かります。でも点数が悪い子でもいじめは受けない。
なぜか?
点数が悪かろうが良かろうがそれはその人の評価にはつながらないからと考えられているからだそうです。だから答案用紙を回せる。
その経験から青木さんは自分は自分でいい。自分の評価は自分が決める。好きなことをしようと作家の道を選びました。
私達日本人は人(世間)の評価を気にしてしまいます。
でも、自分は自分。人は人と考えるのも大事だと私は考えました。皆さんもちょっと考えてみて下さい。
青木さんの話次回に続きます。
大学進学クラスの皆さんも授業を真剣に受けていました。これからも気を引き締めて頑張っていきましょうね。
通信制 一ツ葉高校 福岡キャンパス 井上