大学入試直前期の対策
通信制 一ツ葉高校 千葉キャンパスの星田です。
2016年も後一か月、12月に入りました。
受験生にとっては、過去問を追い込んでいく時期ですが、過去問演習と言うのは、
アウトプットの勉強なので、過去問に固執してしまうと、インプットの勉強がおろそかに
なってしまい、ものすごく知識が抜けてしまった段階で、受験を向かえてしまうことになってしまいます。
よって、受験日の際まで、やらなければいけません。
何事もバランスが大事です。
今現在の模擬試験はマーク模試は全部が全部センター試験をイメージしたもの、
記述模試は全部が全部国公立二次試験をイメージしたものとなっているため、
私立大学にフィットした模試はありません。
成成武学以上の大学では、模試でB判定が出ていても過去問をやってみて、
相性をみなければ、わかりません。逆に言えば模試がD判定でも過去問の出来がよければ、
限りなく、合格に近いということです。
特に早慶明治青山は学部によって全く傾向が違うので、
他学部の問題は傾向をつかむ上で、全く参考にはならないので、注意しなければいけません。
ただし傾向が違うと言っても日東駒専以下はほとんどの大学が、
センター試験をい意識して作成されているので、
センター試験対策イコール日東駒専対策と言えます。
これからの対策は、週に1回から2回自分の受ける可能性のある大学の過去問を
古い年度のものから解き、普段は、今まで続けてきた問題集の解き直し。
そして、自分が受ける大学の受けない学部の問題を教科ごとに解く。
そして、年内までは、新しい問題集に手を出してもかまいません。
発音アクセント、文学史、慣用句、四字熟語、各テーマ史、原子物理、無機化学、
データーの分析などは、特に直前期の詰め込み分野になります。
また、センター過去問は、私大や二次のように古いものから解くのではなく、
新しい問題から解くようにしましょう。理由はたくさんやる材料があるため、
やる材料がなくなると言うことがないからです。
理科の教科は新課程旧課程の兼ね合いで、ほとんど使えないので、
他社のセンタープレの過去問の問題集を使うのがよいでしょう。
キャンパス内の受験生も顔つきが変わってきました。大変いい顔をしてきました。
不安やイラつきもあると思いますが、その先に大きな花が咲きます。
受験は他人に勝つのではなく、自分に勝つのです。
後1か月半でセンター試験ですが、そこから1か月に渡って入試は続く長期戦です。
着実に目一杯がんばりましょう。
通信制 一ツ葉高校 千葉キャンパス 星田