スクーリング1日目!
通信制 一ツ葉高校 千葉キャンパスの松下です。
今日の千葉県は、快晴です!
さらに、気温も高かったので、非常に過ごしやすい陽気でした。
しかし、お昼過ぎから強い風が吹き始め、
千葉駅前の並木道では、落ち葉がくるくると巻き上げられていました。
今夜から気温が下がり、明日の天気予報によると、
最高気温が今日より も7℃ほど低くなっています。
すっかり葉が落ち、イルミネーションのライトが巻き付けられた木々の中を抜け、
向かうは千葉地方裁判所。千葉キャンパスからは歩いて20分ほどだったでしょうか。
今日はスクーリングの一環で、裁判所の見学と裁判の傍聴です。
裁判所というと、厳粛で近づきがたいイメージが少しあったのですが、
千葉地方裁判所の中は明るく、ちょっとしたオフィスのような感じでした。
最初に案内されたのは、実際に裁判で使用する法廷です。
今回見学させていただいた法廷の中では広い方で、傍聴席もたくさんありました。
まずはそこで、裁判所の広報の方から、裁判の一連の流れの説明がありました。
その後は記念撮影。
裁判が行われている法廷ではもちろん撮影や録音は禁止なのですが、
最初に説明を受けた法廷では、実際に裁判官や被告人、
弁護士、検察官などが座る席に座らせて貰い、写真を撮りました。
生徒達も、雰囲気を味わうことができたようです。
実際に そしていよいよ、本物の裁判が行われている法廷へ。
最初は全員で、裁判員裁判を傍聴しました。
裁判員は、20歳以上の選挙権をもつ人の中からくじで選ばれます。
なので、千葉キャンパスの生徒は誰もが、
将来裁判員に選ばれる可能性があるということです。
今年から選挙権年齢が18歳以上に引き下げられましたが、
法務省のホームページによると、
裁判員の対象者は、しばらくの間は20歳以上のままということです。
多くの人が18歳になる高校3年生で裁判員に選任される可能性は、
今のところはないということですね。
また、これは私も知らなかったのですが、
裁判員裁判の対象事件は、ある程度重大な事件であるということです。
例えば、殺人や強盗致死傷、保護責任者遺棄致死、覚せい剤取締法違反などがあります。
広報の方から聞いたのですが、全国の裁判所の中で、
裁判員裁判の件数が最も多いのが、千葉地方裁判所であるとのこと。
それは、千葉には日本最大の国際空港である成田空港があり、
覚せい剤の密輸事件が多く発生するからということでした。
今回は時間の制限もあり、一つの裁判をじっくり傍聴することはできませんでしたが、
傍聴は自由にできるので、興味があればぜひまた行ってみてください。
↑裁判所ごっこの様子です。貴重な体験ができ、ありがとうございました。
通信制 一ツ葉高校 千葉キャンパス 松下