みんな持ってる魔法のツール
通信制 一ツ葉高校 千葉キャンパスの榊原です。
Sくんに見られたら「またごほうびですか!?」とツッコミ確実だなあと思いつつ、先日鬼盛りクリームのコーヒーを買いに行きました。親切な店員さんにより理想のコーヒーを買うことができた私はとても嬉しい気持ちでお店を出たのですが、自動ドアの前で困った様子の女性に声をかけられました。どうやら近くにある他のコーヒーショップで待ち合わせをしているようでしたが、場所がわからず困っているんだとか。地図の左右すら間違う程度の極度に方向音痴の私ですが、幸い目的地に心当たりがあったので、わかる所まで案内をしました。道すがら少し世間話をし、楽しい気持ちでお別れをしました。無事に到着されたでしょうか、きっと楽しい一時をお過ごしだったろうと思います。
嬉しい気持ちや楽しい気持ちは広がっていくものですね、店員さんからもらった笑顔をその女性に少しおすそ分けできたような気がしますし、逆に女性からも更に笑顔をもらえました。先にも書きましたが、私自身が極度の方向音痴のため、出先でいろいろな方にお世話になることが多々あります。日本人は特にそうだと思いますが、「ありがとう」の前に「すみません」と言ってしまいがちです。ただ、「すみません」と言いながら笑顔になることって少ないような気がします。せっかく笑顔をもらったのなら、笑顔で「ありがとう」とお返ししたいですね。これからは笑顔で「ありがとう」をたくさん言えるように心がけようと思った出来事でした。
同じことが日々のあいさつの場面でも言えると思います、ソーシャルスキルの授業でも、初めに扱うのはいろいろな場面でのあいさつですよね。友達の目を見て、笑顔で一言発してみましょう、そこから嬉しい気持ちや楽しい気持ち、笑顔はどんどん広がっていきますよ。最初は勇気が必要かもしれませんが、一緒に少しずつ練習していけばきっと自然にできるようになります、千葉キャンパスの生徒たちもそうして笑顔の輪を広げてきました。
もう12月、今年も残すところわずかとなりました。今以上に友達ともっともっと仲良くなるために、春からの新生活に向けて練習するために、新しい仲間を迎えるために、新しい環境に飛び込む準備として、人によって目的は様々だと思いますが、ここで自分の「ありがとう」を振り返って磨いてみましょう。「ありがとう」はきっと、君と周りの人たちをもっと素敵にする魔法のツールになりますよ♪
通信制 一ツ葉高校 千葉キャンパス 榊原