英語教育
通信制 一ツ葉高校 千葉キャンパスの夏目です。
さて、私が担当する英語について、どのように指導方法が変化するかを見ていきましょう。
まず第一の変化は、英語が小学校段階から教科化され、授業時間が倍増することです。
今も小学校の高学年からネイティブの先生による英語に授業などがなされているわけですが、
通知表に達成度が記載されるわけでもなく、「英語に多少慣れてくれれば御の字」という
お遊び的な意味合いが強いものでした。
これを理科や社会と同じく教科化して通知表に達成度を表記するわけですから、
小学校の先生たちは本気で取り組まざるを得なくなります。
小学生たちもテストで良い点を取らないと親御さんに叱られてしまいますので、
本気で勉強することになります。
第二の変化は、「話すこと」「書くこと」の重視です。
今までの英語教育は、「読むこと」が偏重され、授業時間の8割から9割がreading能力の
向上に充てられてきました。しかし今後は「読む」「聞く」「話す」「書く」の四技能が等分に
重視されることになります。従って高校入試や大学入試にも「話す」「書く」能力が「読む」と
同程度に問われます。おそらく今後の入試は、4技能を同等に評価するTOEFLや英検と
同型のテストになっていくでしょう。
通信制 一ツ葉高校 千葉キャンパス 夏目