センスと努力
通信制 一ツ葉高校 千葉キャンパスの夏目です。
試験に関して、生徒を4タイプに分類することが可能です。
タイプ1:センスが良くて、努力もできる
タイプ2:センスは良くないが、努力はできる
タイプ3:センスは良いが、努力ができない
タイプ4:センスが良くないし、努力もできない。
タイプ1とタイプ4は数が少なく、大半の生徒はタイプ2かタイプ3に分類されます。タイプ2とタイプ3を比較すると、教師の多くはタイプ2の生徒を好みます。こうした生徒は自分の指示通りにコツコツと努力しますので、成績は(少しづつですが)上がっていきます。従って教師からすれば教えることの達成感をタイプ2の生徒からは得られることが多いのです。
一方、タイプ3の生徒は先生の指示に従いません。従って基本的に先生に好まれにくくなります。もちろん、このタイプの生徒にもある時から急に努力し始めて成績が急上昇することがあります。しかし彼らの「覚醒」は、教師の説得に応じたものというよりは「偶発的な出来事」という感が強く、教師に達成感を味あわせてはくれません。
最近私は、タイプ3生徒の「覚醒」は単なる「アクシデント」ではなく、ある程度うまく手順を踏めば、それなりに高い確率で発生させ得るものではないか、と考えています。残念ながらその「手順」を明確化することができていないのですが。
通信制 一ツ葉高校 千葉キャンパス 夏目