単語の覚え方
通信制 一ツ葉高校 千葉キャンパスの夏目です。
英語の勉強の半分の労力は、英単語の暗記に割かれることになります。いくら文法の知識があろうとも、いくら読解能力があろうとも知らない単語が多いと問題を解くことは不可能です。逆に言えば、単語さえわかっていれば文法知識が乏しくても読解能力が不足していても「ヤマカン」である程度答えを導き出すことは可能です。
受験生は体感的にこのことを理解しています。ですから、英単語の習得を無意味だと考える受験生に、私は会ったことがありません。誰もが英単語暗記の重要性を理解しています。しかし実際に必要な分だけ単語を暗記できた生徒は、それほど多くはありません。「やらなければならないのは分かっている。だけど途中で挫折してしまう」ほとんどの受験生が英単語に対して抱く感想はこれです。
おそらく、受験生の大半は英単語の暗記を甘く見ています。日本史の年号の暗記や元素記号の暗記と同じぐらいの労力で暗記できると思っている生徒が結構います。年号も元素記号も暗記すべき事項は100を下回ると思いますが、英単語は2000も3000項目もあります。暗記量がけた違いに多いのです。
次回から数回に分けて、英単語の覚え方について具体的なアドバイスを述べていきます。
通信制 一ツ葉高校 千葉キャンパス 夏目