学習とファンタジー(2)
通信制 一ツ葉高校 千葉キャンパスの夏目です。
「xx日間で英語がしゃべれるようになる!」という「勉強ファンタジー」は必要悪だと弁護する人もいます。そうした煽り文句に騙されでもしない限り、英語の勉強を再開しようなどという健気な考えを抱く人はそうはいないのだから、多少の誇張はあるにせよ許されるべきだ、というわけです。
私はこれに賛同しません。煽り文句によってやる気に火がつき、力の限り全速力で走り始めたとしても、せいぜい1km 走ればへたり込んでしまい、ゴールまでまだ40kmも残っていることに愕然として、その場にへたり込んでしまい、二度と立ち上がれない。勉強ファンタジーは、そんな人間を量産するだけでないでしょうか。
私は全く逆のアプローチを取ります。私の授業を受けた生徒であれば誰でも、「英語の勉強がいかに退屈で味気ないものであるか」を私がしつこいほど強調したせいで、暗い気分になった経験があるはずです。英語学習は、実際に退屈で味気ないものなのです。その真実を生徒は知る必要があると私は考えます。なぜなら、この暗い真実を受け入れた上で勉強を開始できた人間には、ある種の「覚悟」が備わるからです。この覚悟は英語を学ぶという長期戦を戦うにはどうしても必要な要素です。
———————————————————————————–
千葉キャンパスでは随時学校見学・体験授業を受け付けています。
転学をご検討の皆様、お気軽にお問い合わせください!
一ツ葉高校千葉キャンパス
TEL: 043-305-5780 FAX: 043-305-5782
※スマホからご覧ください。
———————————————————————————–
通信制 一ツ葉高校 千葉キャンパス 夏目