基本に立ち戻る(2)
通信制 一ツ葉高校 千葉キャンパスの夏目です。
実は、彼女のように「日常会話は問題ないけれど、文法知識がないために複雑な文章は理解できない」という問題を抱えている人は少なくありません。小中学校在席時に親の都合で海外に移住した子供は、英文法を正式に学ぶことなく現地の外国人との会話から英語をマスターするケースが多いわけですが、そうした子供が高校生になり勉強内容が複雑になると、途端に勉強が出来なくなるという傾向があります。こうした問題を抱えた子供は「セミリンガル」と揶揄されることもあります。
この50代の女性の場合、英語の表面的な流暢さのせいで、彼女は周囲の日本人から英語の達人と見なされてきました。その一方、彼女は文法的な誤りを犯し続けたせいで、ネイティブからは英語が上手でないと見なされてきました。彼女はそのギャップに悩み続けた末、やっと「基本に立ち戻る」ことを決心したそうです。
残念ながら「セミリンガル」の子供達の場合は、「基本に立ち戻る」ことを拒否する事が多いようです。「自分は英語が出来るんだ」というプライドが邪魔をしているのでしょう。
「基本に立ち戻る」ことは、一見簡単に見えますがそうではありません。非常に大きな勇気が必要になるのです。
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