「海に眠るもの(後篇)」
通信制 一ツ葉高校 千葉キャンパスの宮本です。
その最中、24日19時半過ぎに満身創痍となった武蔵は沈没します。
さらに、この戦いは永遠の0(見てませんが)でも取り上げられた神風特別攻撃隊が編成され、初めて出撃し、米艦に体当たり攻撃を実施した戦いでもあります。
また、この神風~という名称の考案者は、沈没した武蔵艦長猪口敏平少将の実弟・猪口力平大佐であり、このような話に運命という言葉は不適切でしょうが、なんとも言い難いつながりを感じます。
戦艦武蔵が蘇ることがないように、あの時消えた命も二度と戻って来ることはありません。誰かの父であり、兄であり、弟であり、息子であり、孫であった人々。そして、その戦火の下の緑豊かな島で命を落とした多くの無辜の命。
ここで薄っぺらな論評を晒すことは厳に避けようと思います。だから、敢えて淡々と戦いの経過を列記しました。
そうすることで、もしこれを読んでくださっているどなたかが、自分なりにこの戦いや戦争などについて調べ、自分なりに考えてくれたらいいなと思ったからです。
昨今の報道に接すると、余りにも人の命が軽く弄ばれているような気がしてなりません。一人でも多くのみなさんが笑顔でいてくれたら嬉しいなあと思う今日この頃です。
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