Punctual
通信制一ツ葉高校千葉キャンパスの五十君です
6月も終盤、あと1ヶ月もしないうちに生徒たちは夏休みです。
4月に入学してきた生徒たちもすっかりキャンパスになじみ上級生の2.3年生とも
仲良しになっています。いい感じ!
ソーシャルスキルの授業にも慣れてきました。
今日の新しいテーマは『時間と約束を守ろう』です。
日本はとてもpunctualな社会です。時間厳守、時間に厳しいと言う意味です。
学校も会社も遅刻をすると大きなマイナスがつきます。
遅刻3回=欠席(欠勤)1日としてカウントされたり。
実際授業に遅れたり、仕事に遅れていくと周囲の人にも迷惑をかけることになります。
それはわかってるよね。みんな。
日本人はとても“和”を大切にします。チームワークで仕事をこなしてゆきます。
だからこんなに始まる時間に厳しいんでしょう。
そんな風に「時間に厳しいのは国民性なんだろう」と思っていましたが、
昔は日本人はとっても時間にルーズだったんです。
明治時代、科学技術を伝えにきたオランダ人技師たちに呆れられるくらい。
それではいけないと国をあげて時間規律の浸透に力を入れ、
-1920年には“時の記念日”も制定し- その結果、鉄道や工場で時間が
守られるようになり、今に至る です。
本当に日本の鉄道は時間に正確です。
でも逆に日本人は待つことに不慣れになりちょっと時間がかかるとイライラしちゃいます。
イタリアでは定時に遅れるとは15分以上を意味し、英国は10分以上、ドイツでも5分以上。
日本も もう少し時間に不正確なほうがいいんじゃないかと思うこのごろです。
とはいえ、学校には10時までにこようね!
通信制 一ツ葉高校 千葉キャンパス 五十君