「仁愛と責務と(後編)」
通信制 一ツ葉高校 千葉キャンパスの宮本です。
(前回のつづき…)
しかし、そのあとそれぞれが各駅停車と快速に乗っていたために、
すぐには合流できませんでした。
そのため、会場への到着が遅くなってしまったのです。
合流をさせず上意下達で指示を徹底していれば、遅れる人も出なかったのではと思います。
本来なら私はそうすべきであったのでしょう。
ただ、困っているであろう友達のために、
すぐに手を差し伸べようとしてくれた生徒のみなさんの気持ちにも大いに動かされました。
一ツ葉高校は、桜咲く四月にみんなで一年生になって、
そして卒業していく高校とはちょっと違います。
みんなそれぞれがドラマを持って集まってきます。
もちろん、個性も今まで生きてきた時間も全て違います。
学年も入学時期も違う仲間たちが集う高校ですが、
我々教師が思いもつかないスピードで生徒たち自身の絆は深まっているのです。
私自身の反省とともに、これほどまでに友達思いに育ってくれている、
一ツ葉高校の生徒のみなさんに感謝感謝の日々です。
通信制 一ツ葉高校 千葉キャンパス 宮本