「良いノームって?」
通信制 一ツ葉高校 千葉キャンパスの宮本です。
今日は、ちょっぴりビジネスライクなお話をします。
『ノーム』とは、暗黙のルールとかその組織では当たり前になっているルールなどと表現されます。これには、良いノームと悪いノームがあり、お客様や外部の人から見たら
「えっ」と思われるようなことは、たいてい悪いノームに分類されます。
良いノームが育たない会社や組織はどうするかというと、
もう力任せにメンバーを動かすしかないので、ルールやマニュアルの徹底を図ります。
そうなると、その環境はどんどん息苦しくなっていって、スタッフがころころ変わったり
(つまり、すぐ辞めたり)、内外から不満や批判がくすぶったりして
サービスや仕事の質がより一層不安定になっていきます。
「お役所仕事」とか「マニュアルどおりのことしか出来ない」などと酷評されてしまうのです。
逆に、ルールやマニュアルが無いうえに、メンバー自身にも考える力が無い会社や
組織はどうなるかというと、権力者の決定に一喜一憂し右往左往させられる状態に陥るか、
ボケーっとしすぎていつまで経っても成長出来ない組織のままになってしまいます。
ですから、基準としてのルールやマニュアルはありながら、普段は一人一人が
みんなの笑顔のために自然と当たり前のように思いやり
(おもてなしの心)のある行動を取れている。
そのような状態が続けられれば、最高ですよねえ。
もう間も無くすると新学期が始まります。
「言われたから(仕方なく)やる」「言われてないからやらない」なんていってると、
がんじがらめになっちゃうか、ぼけらったとして終わってしまうか、
どちらにしても幸せには遠そうですね。
一ツ葉高校らしい素敵なノームを一つ一つつくっていきましょうね。
通信制 一ツ葉高校 千葉キャンパス 宮本