代々木キャンパス ブログ

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  1. 鳴かぬならそれでもいいよ ホトトギス

    通信制 一ツ葉高校 代々木キャンパスの高橋です。

    受験日本史では、みんなが大好きでたまらない戦国時代へと進んで行きました。
    ちなみに授業をやっている私もこの時代が大好きなので、
    ハイパーテンションで授業が進んでいきます。
    この時代、誰もが知っているところで言えば、やはり、
    織田信長、豊臣秀吉、徳川家康でしょうか。

    織田信長 「鳴かぬなら殺してしまえ ホトトギス」
    豊臣秀吉  「鳴かぬなら鳴かしてみせよう ホトトギス」
    徳川家康  「鳴かぬなら鳴くまで待とう ホトトギス」

    と、三人の武将を同じ題材で詠んだ俳句が有名ですね。
    授業を受けた人はわかると思いますが、この三人の生き方や行動がうまく表現されていますね。
    みなさんは誰に似てますか?
    ちなみに私なら
    高橋奈津子「鳴かぬならそれでもいいよ ホトトギス」
    という感じです。
    全ては自己責任だよ、健全な高校生たち。

    またその他にも、三人の戦国武将が天下統一とどのようにかかわったのかが歌で表現され残っています。
    「織田がつき 羽柴がこねし 天下餅 座りしままに食うは家康」
    つまり、織田信長が準備し、羽柴(豊臣秀吉)が完成させた天下統一を
    じっとまっていた家康が手に入れた。とういうことです。
    おいしいなぁ、家康。
    織田信長は、古い習慣や制度を徹底的に破壊、一掃し、
    それと同時に新しいことへの革新、新しい社会建設の基盤を整えました。
    豊臣秀吉は織田信長の事業を受け継ぎ、しかも軍事力による制圧に頼らず、
    広い視野と人間的魅力、たくみな政治力によって、人々を動かし天下統一を成し遂げました。
    徳川家康は信長や秀吉との関係をいい方向に保ちつつ、非常な忍耐力で時期が来るのを
    じっと待ち、着実で周到な努力で徳川家の長きに渡る支配体制を築きました。
    みんな、それぞれのやり方があるんです。
    みなさんも自分に一番適したやり方で天下をとってくださいね。

    通信制 一ツ葉高校 代々木キャンパス 高橋

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