通信制 一ツ葉高校　代々木キャンパスの菊田です。

「でも、生活がかかってるからねぇ。」その一言が印象的でした。
何度か見かけたことがあるのですが、小学生のかわいらしい娘さんがいらっしゃいます。

店長さん自身、好きでやっている仕事なので、苦はないという事でした。
それは奥様も同じようです。むしろ好きな仕事だからこそ、
手がボロボロになってもそれをケアしながら、お仕事を続けていらっしゃるのでしょう。

美容師、という仕事は外から見るよりもずっときつい職業のようです。
薬剤によっての炎症などがあまりに酷くなるとドクターストップがかかることもあるそうです。
立ち仕事ということもありますが、腰を曲げて作業することも多いので、
腰痛持ちになることもあるそうです。
現に私がお世話になっている美容室のアシスタントさんの一人が
腰痛が余りに酷くなり転職を余儀なくされました。
また自分の店を持つまでは経済的に苦しい場合も多いらしく、
店長になると現場以外の仕事が増えかなりのハードワークになるそうです。

外から見るのと違うなぁ、と話を聞くと感じました。
進路を決める上で、実はこの用に生きた情報は必要だと感じます。
こんなはずではなかった、となるのは避けたいですよね。

店長の一言を紹介します。

「美容業界からの転職は大変だよ。だって、本当にそれしか知らない訳だから。
普通の事務職とかに就くのは難しいよね。僕の周りでは、う～ん…、そうだなぁ、
トラックの運転手とか、あとはそれこそ女の子だと夜の仕事に流れる人が多いかな…」

あくまで一例だとは思いますが、華やかに見えても、
その憧れだけで飛び込むと厳しい現実にぶつかることもあるかもしれませんね。
改めて、進路の選択の重要さを感じた瞬間でした。

↑　以前に行なわれた専門学校体験授業の様子　↑

通信制 一ツ葉高校　代々木キャンパス 菊田