通信制 一ツ葉高校　代々木キャンパスの菊田です。

昨日に比べると今日は暖かいですね。
ただ、この時期暖かいと花粉の心配をしてしまうわけで…。
病に年齢は関係ないこともあり、最近は中学生、いや小学生でもマスクをして、
メガネをかけ、花粉症対策をしています。
もっと言うと、早くから花粉症に悩む子もいるので、
先日も記事上げました環境問題というのは次の世代に残っていくのだな、
ということを改めて感じてしまいます。

さて、先日に引き続き、身近に感じる小学生の時に習った社会問題、
ということを挙げたいのですが、次は、産業の空洞化、について。

皆さんも耳にしたことがあると思います。
企業が工場を海外に作ることで日本での雇用が無くなっていく、
経済活動が弱くなっていくという問題。
習った時には、理屈は納得できても身近な問題としては捉えることができませんでした。
しかし、近年の不景気の煽りを受けて、非正社員の数が増加、結
果としてサラリーマンの平均年収がここ20年では最も高かった平成9年の467万から
平成23年には409万まで下がっています。年間で約60万のダウン。
もちろん、何故非正社員の数が増えているのかと言えば、人件費の削減のため。
結果、生産の拠点は海外に移されるわけで。
驚いたことに最近では中国でも人件費が上がりだし、
さらに安いミャンマーなどに生産拠点を移している企業もあるそうです
(反日感情が少なく安全であるという側面もあるようですが)。
テレビで特集している勢いのある企業は必ずといってもいいほど海外工場の情報を流します。

と、少し暗い話を出しましたが、それだけに今、社会にでる準備をしている学生こそ、
しっかり力をつけなくてはならないと思います。
逆風には負けない強さを今こそ持たなければなりません！
まずは、自分の進路をしっかり固めましょう。
そしてその進路を突き進める力をつけましょう。
そのために、今はとっても大切な時期。

春期講習、有意義なものにしていきましょうね。

通信制 一ツ葉高校　代々木キャンパス 菊田