通信制 一ツ葉高校　代々木キャンパス 矢島

昨日、大盛況のうちに終わりました、「ソーシャル・スキル特別講座」についてですが、
紹介しそびれたエピソードがあるので、ここで載せたいと思います。

講座の後半、先生と生徒がコンビやトリオを組んで、
ショートネタを披露することになりました。
いきなり「ショートネタ」をすると聞いて、みんな戸惑っていましたが、
グループを組んで練習が始まると、全員が楽しそうにネタ作りを始めていました。

ネタ作りには、芸人さんも協力してくださいました。

「ここで大きな声を出すと、ボケているって分かりやすいし、面白いですよ！」
「コントの題材は分かりやすいほうがいいですよ！」
「ツッコミをするときは、恥ずかしがらないで思い切ってやりましょう！」

などなど、芸人さんの指導にも熱が入り始めます。
実際にネタを作るとなると、もっとも必要になるのは「発想力」です。
結局は、「面白いってなんだろう？」というのを突き詰めなければ、
ボケを生み出すことはできません。

つまり、日常生活との「ズレ」を生み出すのが笑いなのです。
「この会話の流れだったら、こういうのが来るだろうなー」という
観客の発想を裏切ることがボケになり、笑いになります。

生徒も普段慣れない頭を使っていたようで、ある生徒はショートネタ大会が終わると、
「何かものすごい疲れた気がします！」と私に言ってきました。

結局は、コミュニケーションは「相手を楽しませる」という心が大切なんだと思います。
言い換えるならそれは「おもてなし」であり、「サービス」です。

もしもコミュニケーションが上手くいかなくて、
「相手に自分の思いが伝わって欲しいなー」と思っているのなら、
相手のことを喜ばせてみようと考えるといいと思いますよ。
必ず上手くいきますから、生徒の皆さんも、ぜひ意識してみてください！

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