横浜キャンパス ブログ

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  1. 財政講座💰

    一ツ葉高校 横浜キャンパス 柴田です。

    本日は終業式です。
    1年間どうだったでしょうか。
    私はあっという間だったなぁと考えています。
    進級、入学してから、様々なことがあったと
    思います。もちろん、簡単ではないことも
    つらいことも当然あったと思います。
    でも、1年間を通して、良かったなと思う
    ことがあったら嬉しいです。

    明日から春休みに入ります。
    また、4月に会えるのを楽しみにしています。
    春休みのお話を聞かせてくださいね。
    大学進学コースの皆さんは、新学年になった
    つもりで、目標を新たに設定し、
    心機一転で春期講習を迎えましょう。

    さて、少し話は遡ってしまいますが、
    先日、横浜財務事務所の方に来校いただき
    「日本の財政を考えよう」というテーマで
    講演をしていただきました。

    まずは「財政」とは何かを確認しました。
    教育費をはじめとして、医療費道路整備費
    などの公共サービスは税金から提供されます。
    講演の中では、国のお金がどういうものに
    使われているのかを紹介いただきました。

    そのお金はどのような財源から来ているのか
    についても見直しました。
    所得のある人が払う所得税
    物を買うときに支払う消費税
    会社が払う法人税などが主ですが、
    足りないお金は国債といった借金をして
    支払っているのが現状です。
    働く人の減少とともに、バブル経済の崩壊
    リーマン・ショック
    新型コロナウイルスウィルスなどが原因で、
    借金が増えてきています。
    増税が噂されていますが、物価上昇もあり、
    この問題を解決するのは難しいですね。

    上記の話を踏まえて、後半では自身が予算を
    考えるとしたらどうするかをグループワーク
    で話し合いました。

    各グループで目標を定めて、
    その目標を実現させるために、各項目で
    支出を増減すべきところを決めました。
    今回出た案としては、「教育」「地域社会」
    「医療」の充実を図るものでした。

    話し合い中は全部の班の意見を聞くことが
    できなかったので、一部の紹介になって
    しましますが、教育費を増やしたい
    グループでは、高齢者でもお金のある人から
    医療費などを負担してもらおうなどの意見が
    出て、社会保障費の減額などを検討していました。

    一方でお金のある人から税金を取りすぎると、
    日本に住んでもらえなくなり、結果として、
    税収が少なくなってしまう等、反対の意見も
    あり、国のお金の使い方について、実践的に
    体感できたとともに、考え方の違いについて
    も体験することが出来ました。

    国の予算は国会で決定しますので、
    私たちにできることは、
    選挙に行き、予算を決定する代表を
    選ぶことです。
    成人年齢が引き下げられたことで、
    18歳になると選挙権を持つことができる
    ようになりました。
    成人を迎える生徒も多いと思いますので、
    自身の未来のためにも、選挙に行く大事さを
    改めて確認することができましたね。

    通信制 一ツ葉高校 横浜キャンパス 柴田

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