通信制 一ツ葉高校 立川キャンパスの比嘉です。

今日からキャンパスでは第6回目のレポート授業が始まっています。
さて東京はきのう降った雪が一部まだ積もっていました。
寒い時期はまだしばらく続くとはいえ、春が近づいてくるといよいよ花粉の季節がやってきます。
花粉症で苦しんでいる人にとっては、憂鬱な時期だと思います。
毎年いろいろな薬を処方してもらったり、それぞれ対策をしているはずです。

この花粉症の治療に関して、最近新しい方法が開発されつつあると耳にしました。
それは「米」で花粉症を治すというものです。
コシヒカリを改良して、花粉症の治療に役立つ米が開発されているというのです。
その仕組みは、副作用が起きないレベルのスギ花粉たんぱく質を米に組み込むというもので、
これを長期間（最低でも2年間！）摂取し続けると、
スギ花粉にアレルギー反応を起こさなくなるそうです。

毎日食べる米が、花粉症の薬になるということです。
遺伝子改良やいろいろむずかしい操作があるようで、
実用化までにはまだ１０年近くかかるようですが、
マウスの実験ではスギ花粉に反応する抗体を激減させ、
かなりの効果を発揮しているようです。
これが実用化された暁には、治療米が一般に食べられる日が来るのでしょうか。

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