はじめまして。通信制一ツ葉高校立川キャンパスで国語の授業を担当する小井手です!よろしくお願いします!
はじめまして!
というには遅くなりましたが、
今年の春から一ツ葉高校で非常勤講師を務めることになりました、小井手奈津子(こいで・なつこ)と申します。
担当は国語です。
国語の教員ではありますが、自分のことを言葉にするのがあまり得意ではないです。
自分の伝えたいことと表現との間にずれを感じて、しっくりこないなーと感じることが多いからです。
それでも元々は小説家になりたい子どもでした。
大学では文章創作をメインに学ぶ文芸コースに所属していました。
でも自分の描く小説っておもしろくないなーと気づいてしまったんですね。
自分で描くよりも、「この作品おもしろくない?」とお薦めする『国語の営業マン』の方が楽しい!と感じました。
国語のおもしろさって幅広いですよね。
みなさんは、国語をおもしろいと感じたことはありますか?
国語のどんなところにおもしろさを感じますか?
私が国語に惹かれる主な理由は2つです。
1つ目は素晴らしい表現に出会えるから。
心のかゆいところにまで手が届くような表現に出会えた時にゾワゾワします。
また、よくよく読み解くと最初の解釈とは違う側面が見える表現に出会えた時も「うおお!」とうれしくなります。謎解きをしたような感覚ですね。
そして2つ目は人を知ることが好きだから。
小説なら登場人物の心理に、評論なら筆者の考え方に、俳句や短歌なら作者の視点に、
どんなジャンルの作品でも「この人はこう考えるんだ!」「こんな視点があるんだ!」「こんな心理になるのね」と興味深く感じます。
国語の授業では「人生がちょっと豊かになる国語」を心がけています。
進路選択の一助になることも大事ですが、
国語が少しでもおもしろいと感じてもらえること。
作品に触れて共感したり、発見したり、疑問に感じたり、批判したり。
楽しい、おもしろいと感じた記憶は種になって、どんな形であろうと育つと信じています。
例えば、好きな歌詞でもいいんです。
「この表現いいな」「自分はなんでこの表現に惹かれるのかな」「この人はどうしてこの表現を選んだのかな」なんて考えてみて、その過程で自分を深めたり広げたりしてもらえたらうれしいです。
国語は身の周りに溢れています。
それをちょっとだけ意識してみようかなと思えるお手伝いができれば、『国語の営業マン』冥利に尽きます。
さて、ここまでつらつらと書き連ねましたが、結局あまり自分の文章にしっくりきていません。
きっと生涯、納得のいく表現を模索して試行錯誤するのでしょう。
もっとたくさんのことを伝えたいと思いますし、そのためにはもっと言葉を尽くさないと伝えられそうにありません。
「今の私はこう書いているけれど明日はまた少し違う考えかも」とも感じます。
自分の話ばかりしているけれど(自己紹介ブログなので当然ですが)、
自分の話をするよりもこれを読んでいるみなさんのお話の方が聞きたいです。
ですので、また授業内外問わずたくさんお話ししましょう。
これからも、よろしくお願いします!
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