センター試験英語
通信制 一ツ葉高校 立川キャンパスの比嘉です。
今年のセンター試験の英語は、新形式の問題もありましたが、
全体としては例年どおりだったのではなかったと思います。
第4問のグラフつきの長文は、”Magnet and Sticky”というタイトルの文章でした。
この”sticky”という形容詞は、キャンパスに置いてある大学受験用の
標準的な単語帳の何冊かでも掲載されているのは1冊のみでした。
では、この単語はその意味がまったく想像もつかない
難しいものだったかというとそうでもありません。
形容詞として載っていなくても、動詞”stick”(くっつく、~を貼り付ける)は
ほとんどの単語帳に掲載されています。
そこから類推することができれば、”sticky”の意味を
「粘着性の、べとべとする」と考えることができます。
この言葉は、例えば、日本米がタイ米などよりも「粘り気がある」というときなどに使います。
この問題の文章では、説明しようとする内容を理解しやすくするために
「わかりやすい」比喩的表現を使っているわけですが、
上で挙げた単語が理解できていないとかえってむずかしく感じるのだと思います。
同じように一見むずかしそうに見えても知っている単語から
類推することによって理解できるものが多々あります。
ただ、単語の類推力もある程度以上の単語を覚えることが
前提なので、なかなか簡単ではないのです。
通信制 一ツ葉高校 立川キャンパス 比嘉