通信制 一ツ葉高校　立川キャンパスの比嘉です。

ここしばらく寒い日が続いています。
去年の今頃は、成人の日に雪が降っていました。
晴れ着の新成人たちが雪の中を式典などに参加していたことを覚えているかと思います。

特にこの時期は乾燥しているので、風邪やインフルエンザに注意しなければなりません。
そのためには手洗いやうがいが基本です。
インフルエンザの予防接種も有効だと聞きます。
乾燥するとどうして風邪やインフルエンザになりやすいのか、考えてみると不思議です。

専門家によると、冬になって乾燥すると、われわれの鼻や喉の粘膜にある線毛
（100分の1ミリほどの大きさで1秒に１０回（！）程度小刻みに動いている）の働きが弱まり、
ウィルスや細菌を排出する機能が弱まることが原因のようです。
湿度を保つことが大切なのは、この線毛の動きを活発な状態に保つためです。

また、睡眠が不足しているときや栄養状態が悪いときにも、
線毛の運動が悪くなり風邪を引きやすい状態になります。
意外なことに、同じ水分を取るにしても、喉の乾燥に効果があるものと
そうでないものがあるということです。

ある製薬会社の研究では、水よりも、イオン系のスポーツドリンクが
粘膜の乾燥には特に効き目があるとのことです。
参考にしてみて下さい。

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