立川キャンパス ブログ

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  1. 選挙には行きましょう

    一ツ葉高校立川キャンパスの山下です。

    立川キャンパスがある立川市では、
    先日市長選挙が行われていまして、
    連日、駅前では
    候補者による演説やビラ配りが行われていました。

    前の市長が引退するので、
    全国的にも注目の選挙だったそうです。
    大物国会議員や他の市区長さんが
    応援に駆け付け、盛り上がっておりました。

    人がいつもたくさん集まっていたので
    投票率も高いんだろうな、と予想していましたが、
    蓋を開けてみると
    まさかの37パーセント。
    ちょっと驚きの低い投票率でした。

    山下は昔から選挙が好きなので
    選挙公報にも目を通し、演説も聞き、
    直接候補者の様子も観察して、
    ちゃんと考えて誰に投票するか決めます。
    今回みたいな大切な選挙に行かないなんて?!

    選挙は自分たちの生活に直結することなのに
    どうしてこんなに投票する人が少ないのかなと
    疑問に思いました。
    ぶっちゃけますと、
    もらえるお金が増えたり減ったり
    生活が便利になるか、ならないかに
    関わってきます。
    みんなにとって大問題なのに。

    歴史を紐解くと、選挙権は
    最初はお金持ちの男性だけしか与えられず
    そのあと大正14年にすべての25歳以上の男性、
    そして戦後に
    20歳以上の男女ともに与えられるようになりました。
    みんながずっと欲しいと思っていて
    やっと与えられた大事な権利です。
    選挙権は今は18歳になりましたから
    高校3年生の皆さんの中には
    選挙権を持っている人もいますね。
    皆さんは選挙には行っていますか?
    政治のことなんてわからないし
    誰がやっても同じでしょ?
    と考える人もいるかもしれません。

    しかし、実は投票に行った大人でも
    政治のことに詳しい人なんて
    そんなにいません。
    公約に、自分に都合のいいことが書いてあったら
    その人にする。
    まずはそのくらいの考えで充分なのです。

    最近の政治家はお年寄りにばかりお金を使って
    若い人たちのことを考えていない、
    そんな意見を聞いたことはありませんか。
    それは、お年寄りの投票率が高いからで、当たり前なのです。

    ですので、若いみなさんが投票に行く、ただそれだけで
    若者世代に税金を使ってくれるようになるのです。

    誰に投票するかわからなかったら、
    若い候補者に。
    あなたが女性なら
    女性の候補者に。
    若い政治家は少ないので、
    自分の属性により近い人に投票するといいでしょう。

    そして、次の選挙までに
    自分が投票した人がどんな仕事をしてきたか
    注目してチェックしておきましょう。
    残念な働きだったなら
    次は投票するのを止めましょう。
    そうして、有権者にちゃんと見られていることが分かれば
    政治家も一生懸命仕事をするようになるのだと
    思います。

    一人ひとりのアクションがより良い未来につながる、
    それは環境問題の解決とも似ていて
    自分一人が選挙に行かなくても
    何も変わらないでしょ、と
    皆が思ったら本当に何も変わらないですが
    皆が投票にいけば、大きな力となり
    未来を変えることができるのです。

    次の選挙には、ぜひ、行きましょう!

    やました
    実はウグイス嬢やったことあります。

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