立川キャンパス ブログ

立川キャンパス ブログ

  1. 模試とチューニング

    模試とチューニング

     

    通信制 一ツ葉高校 立川キャンパスです。

     

    こんにちは、立川キャンパス橋本です。

    先日、立川キャンパスでは大学受験用の模試が行われました。

    模試という響きに、身構えてしまう方も多いかもしれません。

    難しい試験を受けるの、緊張するなあ・・・

     

    かくいう橋本も、中学受験用の模試から始まり、

    高校受験、大学受験、法律の試験など様々な模試を受けてきました。

    自信満々で意気揚々と向かったこともあれば、

    今回は知らない範囲が多いんだよなあ・・・と

    みんなのように少し憂鬱だったこともあります。

     

    しかし、何年もたって今になって思うのは

    模試は敵じゃないということです。

     

    入試が大会だとすると、模試は練習試合、調整作業です。

     

    緊張感の中で力を発揮する練習。

    睡眠時間を整える練習。

    そして、わからないところを洗い出すための練習です。

     

    私は仮定法に弱いのか・・・!!

    二次関数、復習しないと!

     

    など、個人によって苦手な分野は様々で

    それは網羅的な模試でしか見つけられないものでもあります。

    限られた時間の中で、集中して問題点を洗い出すために模試があります。

     

    橋本はゲーマーですので、

    割となんでもゲームに見えるのですが

    模試もゲームと同じだなあと思います

     

    かつて嗜んだTCG(トレーディングカードゲーム)の分野では

    大会前には何度も「調整」「研究」を行いました。

    どのカードの組み合わせが効率よく戦えるのか

    自分のカードはどのような戦略に弱いのか

    友人と毎晩本気で議論し、何度も練習試合を繰り返して

    大会に臨んだのを思い出します。

    練習試合一つ一つの勝ち負けは重要ではありません。

    それによって落ち込むこともありません。

    大会ではなく「調整」なのですから。

    それによって「課題の洗い出し」ができることが大きいのです。

     

    試験勉強も同じです。

    いや、こちらのほうがもっとビビッドです。

    試験対策とは課題の洗い出し作業に等しい。

     

    自分ができることを把握し伸ばす。

    自分ができないことを把握しつぶす。

     

    さて、立川キャンパスには音楽部があります

    昼休みの放送を行うだけでなく

    楽器の演奏も行っています。

    先日もスタジオを借りて活動を行ったばかり。

    楽器を演奏するためには「チューニング※」という作業が必要だそうです。

    (※アラン・チューリングではありません)

    弦等を整え、本番でいい音を出せるようにする作業。

    「チューニング」の最中は、崩れた音、変な音がたくさん出てきます。

    でも、演奏家はそれで落ち込むことはありません。

    高すぎると思えば下げ、低すぎると思えば上げ・・・丁寧に調整します。

    チューニングは本番ではなく

    チューニングがしっかり済めば、必ず妙なる音が出ることを知っているから。

     

    模試はチューニングです。

    模試によって課題を知って、志望校に向けて

    自分という弦をチューニングしていきましょう!

     

    P.S. あまりにも緊張が続くと弦も痛むそうです。たまには気を抜いて・・・ネ

新着記事一覧

自分のスタイルで成長できる一ツ葉高校へのお問い合わせはこちらから