基礎を築くこと
通信制 一ツ葉高校 立川キャンパスの松下です。
先日の「卒業生を囲む会」で話をしてくれた卒業生の一人に、
物理学を専攻している大学4年生がいました。
茨城県つくば市にある実験施設を使って、卒業研究に取組んでいるそうです。
研究の内容を詳しく聞いてみましたが、
未だに理論が確立されていない分野のようで、なかなか難しかったです。
立川キャンパスで理系の大学進学を目指す生徒が話を真剣に聞いていたので、
次の日の授業で感想を聞いてみたら「難しかった」と言っていました。
高校生にとって、大学生が学ぶ専門的な教科は、
何が書かれているのかわからないくらい難解なものだと思います。
しかし、高校でしっかり勉強すれば、すべては無理でも、
理解することができるようになります。
逆に言えば、高校までの内容が身についていなければ、
大学ではまったく勉強についていけないということです。
入試というのは、大学での勉強に耐えうる学力を持ち合わせているか、
それを試すための試験であるということですね。
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