人工知能の未来
通信制 一ツ葉高校 立川キャンパスの伊藤です。
突然ですが、皆さん、今年買ったもので一番満足度が高いものはなんですか?
私はズバリ「お掃除ロボット」です。
以前から欲しいと思いながら購入を決断するまで結構時間がかかりました。
それは「本当に綺麗になるのか」という疑問をなかなか解消できなかったからです。
それでも購入にふみきったのは製品が発売されてから大分時間がたったことと、
製品のバージョンアップが続いていることからです。
そして、購入して3か月、期待以上の働きをしています。製品に対する満足度はとても高いです。ただ、家の中を賢く動き回る「お掃除ロボット」を見ていると少し「怖い」という気持ちすら感じます。というのはこうして人間の代わりに作業をする「人口知能」搭載の物が増えてくることは果てして人間の未来にとって良いことなのか?と考えてしまうのです。
そんなことを思っていた私はある記事を見つけました。
それは英理論物理学者のスティーブン・ホーキング(Stephen Hawking)博士が警告した、
「人工知能の開発は人類の終わりを意味するかもしれない」という内容でした。
具体的には下記のようなことが書かれていました。
「われわれがすでに手にしている原始的な人工知能は、
極めて有用であることが明らかになっている。だが、
完全な人工知能の開発は人類の終わりをもたらす可能性がある」
また「ひとたび人類が人工知能を開発してしまえば、それは自ら発展し、
加速度的に自らを再設計していくだろう」、
「ゆっくりとした生物学的な進化により制限されている人類は、
(人工知能と)競争することはできず、(人工知能に)取って代わられるだろう」
この記事の「人口知能が自ら発展し、再設計をする」という文面を読んで、
ちょっと背筋がぞっとしました。
まるでSF映画の世界ですが我が家の「お掃除ロボット」を見ていると
「あり得るかも?」と思えてしまいます。これからの未来を担う高校生の皆さん、どう思いますか?
通信制 一ツ葉高校 立川キャンパス 伊籐