英語長文の取り組み方
通信制 一ツ葉高校 立川キャンパスの比嘉です。
『蛍雪時代』の「お悩み相談室」で英語の点数をどうやって伸ばせばよいのか
という悩みが寄せられていました。
答えでもっともだと思ったのは、問題を解く順番を考えようというアドバイスでした。
センター試験では後半にある長文問題の配点が高いので、
そこから説くのが得策だということです。
冒頭のアクセントや発音、文法や会話文の配点は後半に比べて低いのです。
試験時間の後の方に長文を回して時間が足りなくなると、
点数が下がってしまうのは避けられません。
それよりもむしろ配点の高い長文を先にじっくり取り組むことにはメリットがあると言えるでしょう。
さて長文問題を解く上でも、文章についての予備知識があるのとないのとでは
かなり取り組み方が変わってくると思います。
アメリカの大学などで使われているエッセイやレポートの書き方の教科書を見てみると、
どの本でも「パラグラフ」の考え方が徹底的に論じられています。
つまり、どんな文章でもこのパラグラフの考え方に基づいて書かれているということです。
ざっくり言うと、パラグラフは「トピック・センテンス」と
それを支える「サブ・センテンス」からできています。
「トピック・センテンス」とはそのパラグラフを概略的に述べた一文で、
これをつかめばそれ以下の内容がわかります。
反対に言えば、それをつかめないとパラグラフ全体が読めなくなってしまいます。
それについてはまた次回書きます。
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