立川キャンパス ブログ

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  1. 「お盆」の起源①

    通信制 一ツ葉高校 立川キャンパスの松嶋です。

    楽しい楽しい「夏期講習」も今週でおわり。
    お盆をはさんで、夏休みがあけます。
    もちろん、お盆休みの間にも勉強ができるように、大量の課題は出しますが、
    楽しい「お盆」をお過ごしください。

    さて、来週は俗にいう「お盆」ですね。この「お盆」ですが、
    みなさんは知っているようで知らないのではないでしょうか。

    「お盆」といえば、お墓に行き先祖供養するのが一般的です。
    特に「お盆」=仏教と思っている人は多いのではないでしょうか。
    がしかし、本来「お盆」は仏教の儀式ではありません。
    そのことを少し、仏教の考え方をさかのぼることによって考えてみましょう。

    仏教では、現世を苦と考えます(一切皆苦)。
    すべての生き物は、輪廻転生(死んで生まれ変わる)するため
    現世の苦から逃れることができません。

    では、どのようにしたら現世の苦から逃れることができるのでしょうか?
    それは、修行をおこなうことが重要になります。

    修行をおこなうことによって、世界の真理を知ることが重要なのです。
    そして、その真理を知った状態を「悟り」といい、悟った人を「仏陀」といいます。
    「悟り」をひらくことによって、「解脱」(輪廻転生から逃れること)するのです。
    仏教を開いた、ガウタマ・シッダールタは、
    初めて「悟り」に至り「仏陀」となったのです。

    これが原始仏教の基本的思想です。
    ここに見ても明らかなように、仏教は死後の世界を重視していません。
    原始仏教で重要なのは、現世での修行によって悟りに至ることです。

    通信制 一ツ葉高校 立川キャンパス 松嶋

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