日本語と歴史①.
通信制 一ツ葉高校 立川キャンパスの松嶋です。
本日は、午後の授業の後、専門学校の体験授業がありました。
多くの生徒が参加し、専門学校の先生方の話を興味津々で聞いていました。
ということで、ブログでは専門学校の話にはこれ以上触れません。
私が紹介するよりも、諸先生方が紹介しているブログを見た方がいいと思います。
本日の日本史は、国風文化のことを扱いました。
国風文化は、東アジア国際関係の変化に伴って、積極的な孤立政策をとった日本に、
独自にできた文化をさします。
特に、この時代に漢字を崩した「平仮名」「片仮名」が出来て来ました。
これによって、今の「日本語」で使われている、平仮名・片仮名・漢字が成立したわけです。
ちなみに、日本は平仮名・片仮名・漢字の三種類の文字を使う特殊な文化を持っています。
これは、世界的にも珍しい文化です。例えば、英語。
英語はA.B.C.~Zのアルファベットだけで、全ての文字を表現しますね。
つまり、26文字で全ての文字を表現します。
しかし、日本は平仮名(約48文字)、カタカナ(約48文字)、漢字(常用漢字:2136字)
の文字数使って言葉を表現します。
とてつもない数ですね。
この数の文字を使い、しかも平仮名・片仮名・漢字を無意識のうちに使い分けていますね。
例えば「さっかー」。平仮名を使いましたが、何か違和感がありませんか?
やはり、「サッカー」と書くのが一般的でしょうね。
仮に漢字で書くと、「蹴球」です(読み方はサッカーじゃないです、読めますか)。
私のドイツ人の友達は、日本語が難しいと盛んに言っていました。
私などからすると、英語やドイツ語のほうがよほど難しいですが。。。
そのような難しい日本語を使っている皆さんは自信を持ってください。
通信制 一ツ葉高校 立川キャンパス 松嶋