通信制 一ツ葉高校　立川キャンパスの瀬口です。

さて、今週から二週目に突入して、登校にも慣れてきたんではないでしょうか？
ただ、慣れは油断すると緩みにつながっていくので気をつけましょう。

月曜日には世界史Bの授業を行いました。
私の大学の時の専攻は歴史学だったので、主に歴史という話を授業の最初に話しました。

歴史とは何ですか？と聞かれた時にあなたはどう答えますか？
この質問はなかなか難しいと思います。実際に授業で同じ質問をした際に、
「歴史は歴史だよ！」という答えが返ってきました。答えとしてはもの足りないですね。
質問を変えて、では私たちはどのようにして過去のことを知ることが出来るか？
という質問に変えると・・・「遺跡！」「本！」などの答えが返ってきました。いい感じです。
とどめの質問です。じゃあ、その本や遺跡に残されているものは？
「文字！」正解です。

つまり、歴史とは文字が生まれた時から、はじまったものといっても過言ではありません。
学問的にも、文字資料から過去を読み取るのが歴史学、
遺跡などの実物から過去を読み取るものが考古学とされています。
月曜日の前半の人類の誕生では考古学の内容。
後半のオリエント文明の途中から、歴史学の分野を扱いました。
このような違いにも注目して世界史を進めていきます。

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