水族館遠足~私たちが知っておきたい海のSOS~
こんにちは!名古屋キャンパスの中原です。
先日、キャンパスで名古屋港水族館に行ってきました!!
私も小さい頃から水族館が大好きで、あの神秘的な空間にいると時間を忘れちゃうのですが…
水族館に行くたびに、可愛い魚たちに見惚れると同時に、ちょっと気になることがありました。
実は水族館の展示を通して、私たちが暮らす地球の海が今、大変なことになっている現実を知ることができました。
「水族館の生き物たちから、私たちが学ぶべき環境問題」と「世界共通の目標であるSDGs」とのつながりについて一緒に考えてみましょう!
海洋プラスチック問題
水族館でプカプカ浮いているクラゲ。透明でとっても綺麗だけど…もしこれがビニール袋だったら?
今、海にはたくさんのプラスチックごみが流れ込んでいて、魚やウミガメ、鳥たちが間違って食べてしまう事故が後を絶たないそうです。
小さくなったプラスチック(マイクロプラスチック)は、プランクトンと一緒に魚の体に入り込み、最終的には私たちの口に入ってくる可能性もあります。
水族館で元気そうに泳ぐ魚たちも、もしかしたらプラスチックの影響を受けているかもしれません。
私たちがポイ捨てした何気ないゴミが、遠い海の生き物たちの命を脅かしているなんて、考えただけでも心が痛むみますよね。
海洋汚染を防ぎ、海の生態系を守ることが掲げられています。
サンゴ礁の保護
水族館のサンゴ礁のコーナーは、まるで竜宮城みたいにカラフルで、熱帯魚たちが気持ちよさそうに泳いでいますよね。
でも、この美しいサンゴ礁も、地球温暖化や海洋汚染によって危機に瀕しているそうです。
海水温が上昇すると、サンゴは白化してしまい、そこに住むたくさんの生き物たちが住処を失ってしまいます。
サンゴ礁は、海の生き物たちの約4分の1が生息すると言われるほど、豊かな生態系を支える大切な場所です。
地球温暖化の原因となる二酸化炭素の排出量を減らすことや、サンゴ礁に悪影響を与える汚染物質を減らすことが、サンゴ礁を守るために重要だそうです。
私たちにできること
今日、水族館の美しい生き物たちを通して、地球の海が抱える問題とSDGsとのつながりについて考えてみました。
私たちができることは、もしかしたら小さなことかもしれません。
でも、
・プラスチックごみを減らすために、マイボトルやエコバッグを持ち歩く
・環境問題に関するニュースに関心を持ち、友達や家族と話してみる
・水族館のイベントや展示を通して、海の現状についてもっと深く学んでみる
など、できることはきっとあります。
水族館は、ただ楽しい場所じゃなくて、私たちが地球の未来について考えるきっかけを与えてくれる場所でもあります。
みなさんも、一緒に海の生き物や環境問題について考えてみませんか??