金メダルへ向けて
通信制高校 一ツ葉高校 熊本キャンパスの新開です。
今日の放課後は“チョコフォンデュ”♪
朝からちょっとソワソワな(?)熊本キャンパスの生徒たちですが、授業は真面目に受けていますよ!
さて、高校生世代で、来年のソチ冬季オリンピックでの活躍が期待されているのが、女子ジャンプの高梨沙羅選手です。
毎日のようにテレビでも見かけますが、ホントに気持ちいいぐらいに良く飛びますよね~!
山ほど練習を積んでいるんだろうけれど、「怖くないの?」といつも思ってしまいます。
そんな高梨選手絡みで、インターネットのニュースに、次のようなタイトルの記事が載っていました。
「蔵王ジャンプ台、ソチ仕様に改良!」
記事の内容を要約すると、
従来のジャンプ台の形状・・・「斜面の途中からカーブに変わり、曲率が一定」
改良後のジャンプ台の形状・・・「クロソイド曲線」
聞き慣れない名前の曲線ですが、パソコンの描画ソフトで描いてみました。
ご覧の通り、原点からスタートして最初は緩やかなカーブで、徐々にカーブの半径が減少しながら1点(円の中心)に近づいていく形状です。
クロソイド曲線は、私たちの日常生活の中にも利用されています。
例えば、道路を車で走っていてカーブから直線に移るとき、カーブ部分ではハンドルを切り続けていますが、直線に移ると、ハンドルを元に戻します。
その際、半径の小さいカーブから直線に移ると大きな揺り戻しが起きてしまい、高速走行中であれば、車がバランスを崩して事故になりかねませんよね。
これに対して、直線区間が近づくにつれてカーブの半径が大きくなれば、揺り戻しが小さくなり、車の走行は安定してスムーズになりますよね。
この考え方は、高速道路や鉄道などで利用されています。
参考までに、今回描いた図形を数式(媒介変数表示)で表すと、
x=∫cos(t^2)dt,y=∫sin(t^2)dt ※積分区間は[0,t],-6≦t≦6
となります。
ちなみに、ジャンプ台にこの改良が施されると、助走中の重力の受け方や踏み切りのタイミングなどが変わってくるとのことです。
改良されたジャンプ台で練習を積んで、金メダルを目指して欲しいですね☆
ところで、高梨選手は昨年3月に中学校を卒業したばかりなのですが、何と昨年8月の高認試験に合格したそうです!
(高認試験の合格率は約4割ですから、すごいと思います!)
一ツ葉高校には、高認試験合格を目指す「高認コース」があります。
高認試験の出願から合格まで、しっかりとサポートしますよ!
高卒認定されると、満18歳になる年度に大学入試の受験資格を得ることができます。
興味を持たれた方は、お気軽にご相談くださいね!
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