月が綺麗ですね
通信制高校 一ツ葉高校 熊本キャンパスの岡です。
おはようございます!
先日は月が綺麗でしたね。
「月が綺麗ですね」と言うと、夏目漱石の逸話が有名なところですが、先日の月は”月暈(つきがさ、げつうん)”と呼ばれる輪っかのようなものが月の周りに出てきていて、寒くなってきた秋の夜の空が少しだけ幻想的でした。
左の画像は私の家の庭よりデジカメで撮影したものです。
右の画像は水俣市の友人が撮影したものです。
月ってこんなにも明るいのですね・・・
そしてよく見ると、月の回りに輪っかがあるのが見えるでしょうか?
運良くいくつかの条件が満たされてこのような綺麗な月を見ることができたのですが、この輪っか写真で見るよりずっと大きく見えます。
はじめ見たとき、手元にあるスマートフォンのカメラで撮影しようと思ったのですが、輪っかが画面内に収まりきれなかったため、急遽家の中にデジカメを取りに戻ってから再度撮影しました。
それでもこの大きさがギリギリのところでした。
カメラを上に向けて構える姿勢に慣れていなかったせいか、デジカメを構えながら後ろにそのまま倒れてしまいそうになりました。(笑)
さて、どうしてこんな輪っかが現れたのかというところですが、ざっくりと言うと、月の光が薄い雲の中で屈折しているためということみたいです。
画像からは雲があるかどうかがわからないのでピンとこないかもしれませんが、雲というのは氷の粒です。
しかし、その氷の粒にも大きさが様々あり、この現象は小さい氷の粒(氷晶)があることにより起こっているそうです。
少し前の日食や金星に比べたら発生頻度はかなり高いですが、満月の前後の月でしか見れないなどの制約もあります。
もう夜に外に出るのは寒い日もありますが、空を見上げれば色んな発見ができるかもしれませんよ。
通信制高校 一ツ葉高校 熊本キャンパス 岡