コンピュータの脅威
通信制 一ツ葉高校 小倉キャンパスの江原です。
週末の雨模様とはうってかわり、本日の小倉は朝から晴天で、涼しいけど暖かいという私の一番好きな天候となっております。
最近のブログでも紹介されていますが、早い人は進路が決まりつつありますし、先週の水曜日はAIMで進路就職説明会もありました。学校は勉強するだけの場所ではなく、友人を作ることのできる場でもありますし、次への進路を決める場所でもあります。進路で悩んでいる人たちは、先生たちにも是非相談して、次へのステップのための準備を早めに始めてもらいたいです。本日あらためてこのようなことを書いたのには訳があります。オックスフォード大学が、「あと10年で消える職業、なくなる仕事」を発表しました。
詳細は、現代ビジネスという雑誌を読んでいただくとして、コンピュータ技術の発展にともない、約47%の仕事が自動化されるリスクが高いという結論に達したようです。これまでロボットは繰り返し作業しかできないと思われてきましたが、ここ10年間のロボットの能力向上は目覚しいものがあるらしく、50年後にはロボットは完全に人間の知性を手に入れるだろうと考えられているようです。その過程で多くの仕事が機械の脅威にさらされることになるようです。例えば、今までは、サービス業などは人と人とがコミュニケーションをしなければいけない業種なので機械化は難しいと考えられてきましたが、その壁すら乗り越えようとしているようです。恐ろしいですね。
こう考えると、どのような職業も、コンピューターには真似できないほどに極めるということが重要になってくるのではないかと思います。極めるためには、自分が好きなことや得意なことを見つけるという作業がまず必要となります。将来の進路を決めることは不安をともないますが、今自分がしている好きなことや、やってみたいことを、是非とも極めていきましょう。
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