ブレイクスルー!
通信制 一ツ葉高校 小倉キャンパス 松本
こんにちは。
先週レポート提出が終わり、今日から後期2回目のレポートが開始となりました。
生徒のみなさん、1回目の提出で安心せず、登校して授業を受けていきましょうね。
江原先生のブログで少し扱われていましたが、エボラ出血熱の流行は怖いですよね。感染者が1万人を超え、死者も5000人に迫るようです。
授業の際、生徒に聞いてみたのですが、出てきた答えは「デボラ出血熱」…。エボラ出血熱とデング熱が一緒になってしまったようでした(笑)
そんなきっかけから始めた今日の世界史の授業では、14世紀のヨーロッパを中心に流行した感染症を扱いました。
「ペスト」です。
ペストは高い致死率と、り患した際に肌が黒くなることから「黒死病」とも呼ばれ、14世紀のヨーロッパでは約3割の人口が減ったとも言われています。
大航海時代とペストは、とてもつながりがあることはご存知でしょうか?人口減少による農業の不振、経済の停滞に困った領主層が、新しい市場の開拓のために海外へ進出を図ることで経済を活性化(=自分たちの収入を増やす)させたことが理由の1つと言われています。
問題にぶつかった時、それを突破する際には大きく2つの方法が考えられますね。1つは自分たちの力で解決、もう1つは他の力を借りる、です。
大航海時代は、収入を増やそうとした王侯貴族が国内で問題を解決するのではなく、国外へ進出することで収入源を確保した、と考えるとちょっと見方も変わりませんか?
みなさんも問題にぶつかったとき、ちょっと視点を変えて解決法を考えてみましょう。
エボラ出血熱も、なにか別の視点から考えると回復するのかもしれませんね。
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