だめよぉ だめだめぇ!と罪悪感「こころ」psrt2
通信制 一ツ葉高校 福岡キャンパス 井上です。
こころの話続きます。
前のブログで、高校の時に習ったこころの読み方について書きましたが、大学の時はまた違った読み方を習いました。また衝撃的なものだったのですが、先生と私は実は「恋」の関係にあったというのがまず一つです。つまり男色です。私が先生を見つけたのは海水浴場で、上半身の裸のシーンから始まります。そこに性的な意味を認めることができると習いました。また、先生が私に向かって「恋は罪悪ですよ。よござんすか。そうして神聖なものですよ」などの言葉を送るように先生は私に向かって「恋」という言葉を何度も使います。また、先生が過去を語ったのは、Kと奪い合った、好きだった妻のお嬢さんではなく「私」だけです。
また、私も先生に「先生はいつも静かであった。(略)私は先生には近づきがたい不思議があるように思っていた。それでいてどうしても近づかなければいられないという感じが、どこかに強く動いた」とあります。これも恋とも言えなくもないですね。先生と私の関係はいろいろな説があります。
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先生はKを欺いて(あざむいて)お嬢さんを手に入れますが、手に入れても罪悪感と孤独にさいなまれて時を過ごします。
みなさんは罪悪感を感じたことはありますか?
ありますよね?でもその基準ってみんな違うと思います。友達の好きな人を奪うことがそんなに悪いことだと思わない人も世の中には。いるかもしれません。今テレビで
「だめよぉ。だめだめ」というギャグが流行っていますが、本当に正に「だめよ。だめだめ」な基準は自分ではどこなのか行動をするときに考えてみてもいいかもしれません。
悪いことを全くしない人間はいないと思いますが、くれぐれも「こころ」の先生のように一生後悔するような、一生罪悪感を味わなければいけないようなことをするのは
「だめよぉ。だめだめぇ^-^」
と、「こころ」について語りだすと私は止まらないので(笑)このあたりにしときます。
わたしが「だめよぉだめだめぇ」とつっこまれそうfですね(笑)
また元気で来週お会いしましょう。
一ツ葉高校 福岡キャンパス 井上