レポートお疲れ様☆とまだまだ語るよ「こころ」
通信制 一ツ葉高校 福岡キャンパス 井上です。
皆さんこんにちは。
今日は後期第一回目のレポート提出日です。みんな朝から元気に登校してレポートを提出すべく頑張っています。I君は世界史のレポートを頑張っていましたよ。慌ててやっている生徒がいました。締め切りは分かっているのでできてない人は第二回目は気をつけましょう。
さて、今回は二つにわたって夏目漱石の「こころ」について書きたいと思います。
先週のブログで少し触れましたが、今日は二時間目、城戸先生の現代文の授業で夏目漱石の「こころ」が扱われていました。先週の私のブログで、個人的な話で私がこの作品が本の中で最も好きだと書きましたが、同時に、私が国語の教員として最も生徒に教えたいのがこの作品でもあります。皆さんのように高校生の時の現代文で習い、とても衝撃を受けました。大学は国文科に進み、一年生のときに基礎ゼミで改めて習った時にまた違った読み方ができたと書きました。
高校では、上、先生と私 中、私と両親 下、先生と遺書の中で、今のみなさんと同じように下、先生と遺書を教科書で習いました。本の中で先生は私に向かって
「私は死ぬ前にただ一人、たった一人でいいから人を信用して死にたいと思っている。あなたはその一人になれますか?なってくれますか?あなたは真面目ですか、心の底から真面目ですか?」というような言葉を投げかけます。そして先生は私を信用して私に遺書を残します。そこで私の高校の国語の先生が、「先生は私によって救われたのだ。人を信用して死ねたのだ」と言われました。先生は一人信用して死ぬ人ができたのだと。
こころの件もう一つのブログに続きます。